精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

日本カーリング選手権2023(予選5日目)

予選首位対決、制したのは、ロコソラーレだった。

序盤こそ苦しんだものの、中盤からはさっちゃんのスーパショットも飛び出して、緊張感のある、ヒリヒリする試合でラストエンド、最後の一投まで分からなかったけど、終わってみれば、圧勝とは言わないまでも、余裕のあるラストショットのように見えた。

 

これで、ロコソラーレは1敗を守り単独首位に、明日朝にロコステラとの姉妹対決、予選最終戦は夜、フィロシーク青森と対戦。

今日のような、タフな試合でも揺らぐことない自信があれば、まず落とす試合ではないだろう。

 

今大会、さっちゃん、夕湖選手が相次いで、転倒する珍事件が起きたことを気になることは昨日書いたが、それについては、本人たちは、「厄」のせいにしている、ときっぱり言い切っていて、むしろ、その「厄」をいかにして笑い飛ばすかが、今シーズンの目標にしているという。

 

これを読んで、なんだか、いちファンとしては、安心した。

トラブルは付き物でそれは、あくまで「厄」のせい。

「厄」なんだから、しょうがない、気にせず笑い飛ばしてしまおう。

それが、何より一番の目標だ。

 

ファンの心配を一蹴するような、力強い言葉である。

そのことは、今日の試合の一投一投に現れていたかのように思う。

そして、もう一人の「厄年」知那美選手も、今日の試合で印象的だったのが詳しくは覚えていないが、ラストエンドの緊迫した、どちらに転んでもおかしくない場面でいつもの弾けるスマイルを見せてくれた。

この余裕とタフなメンタルには恐れ入った。

おそらく、これじゃあ、今大会は万全かもしれない、そんな確信のようなものさえ感じさせる、今日のロコソラーレだった。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良き一日でありますように。

ごきげんよう