精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

愛情

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日付変わって、年が明けた。

僕は(去年どうだったか、覚えてないけど)、いつも通りだいたい同じ時間に起きて、朝食を摂り朝寝をした。

今朝は、寒かった。

寒かったので、靴下を履いて寝た。

起きるころ、ガンガンに効いた暖房と朝日がカーテン越しに部屋を暖めて、そのとき、部屋の温度は28度にもなっていた。

 

そんな元日に思っていたこと。

YouTubeの見た都市伝説的な話。

昔々、日本以外の海外のまだ権力者や支配者が絶対という時代に、ある王様が好奇心からある実験を行った。

その実験は、生れ落ち手間もない孤児を数十人集めて、その子等を隔離して一切人との接触をさせずにおいたら、最初に発する言葉はどんなものか、というのだ。

残酷で胸糞悪い話をして、申し訳ない。

 

その隔離された赤ん坊には、ミルクなどの栄養は与えられるが、与える係の人は赤ん坊と目すら合わせてならず、一切の他者とのコミュニケーションは禁止された異常な状況下で検証は行われた。

その結果、その赤ん坊のすべてが1年以内に命を失ったという。

言葉すら発することなく、亡くなってしまった。

 

これが何を意味するのか。

動画のなかでは、そのときの赤ん坊の状況としては、ただ栄養を与えられたところで愛情という、カラダの生命維持に必要な指令を出す脳に必要不可欠な刺激がなかったために、脳が自らその機能を失ったのではないかと、結論づけていた。

 

ホントの話かどうかもわからんし、その赤ん坊が全員亡くなった原因が仮にそうだとすれば、僕は、少なくともここまで生きるだけ愛情をまだ言葉を発する前の重要な時期に受けていたのだろう。

そんなことをぼんやりと思う、新年元日の夜のこと…。

 

ではでは今日はこのへんで。

今年も良い一年でありますように。

ごきげんよう