精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

僕の現状維持。

現状維持といっても、自分だけの状態ではどうにもならないこともある。

例えば、ここ数日の我が家の変化で言うと、引きこもり生活者がもう一人増えそうな感じである。

 

我が家は、現在4人暮らし。

長男が一番健康で、自営の家業を切り盛りしている。

母は、この間、GW前にカテーテル治療を行ったが、予後も順調で、もうすっかりよくなって、といっても股関節は人工関節だし、いつも何をするにも「痛い、痛い」といいながら、家事全般をこなし、僕の病院の送迎の車の運転をしてもらっている。

 

そして、今回、父が新たに足を悪くしたらしく、車に乗れなくなった。(電動車いすらしきものを購入、室内は歩けるが外出するときは杖使用中)

さらに、物忘れが激しくなってきた。

毎日のように、母の、父に注意する金切り声が響いて、少し騒がしくなった。

明日、病院に行くらしい…。

 

僕は、相変わらずの引きこもり生活だが、これまで、ほとんど日中家にいなかった父が(家業をひっそりとやっていたらしいが)家にいる時間が多くなり、本日、我が家に父専用のテレビも導入された。

おそらく、このまま行くと、父の家にいる時間は益々増えていくことだろう。

 

何か手伝ったり、してあげたい気持ちはあっても、何しろ僕は僕のことでいっぱいいっぱいで、今日も作業に追われ、(風が強く荒れていたのもあり)外出はヤメにした。

自分の無力さに多少凹むし、心がざわつきもするが、ここは僕まで症状が悪化してはまた、足りない手が必要になってしまう現状なので、強いて言えば、僕のやるべきは「僕の現状維持」に最善を努めるしかないだろうと、今は思う。

 

それでは今日はこのへんで。

今生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ