精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

上出来。

何が、というと、一つには母が快方に向かっているのも一つかもしれない。

今日から、まだ外出はしていないけれど、炊事、洗濯を始めた。

だが、まだずっと寝巻のままだが…。

その辺りは、僕と大差はないと言って良い。

 

今日、受診に行ってきた。

兄に、送り迎えをしてもらった。

実家の家業汚継いだので、家の近くに仕事場があるからだ。

 

「詰まるところ、朝起きて夜寝る、規則正しい生活をしてしっかりと食事をとり、適度な運動、快便を心がけることが自分には、一番「現状維持」に大事なんだと思います。」

 

これ、昨日考えた、今日先生に言おうと思ったこと、ほとんど言えなかったけど(笑)

というわけで、昨日あたりから、不安にいつも怯えて、ダル重かった身体が気のせいか、軽く感じている。

 

不安の一つが大きく解消しようとしている(母のこと)こともあるだろう。

あと、睡眠をしっかりととり、夜更かしをしていないし、午前中は朝寝も昼寝もしていない。

昨日、今日と、窓から差し込む朝の陽ざしを浴びて日光浴をした。(←日向ぼっこ?)

たった、これだけの、とは言っても僕にとってはけっこうな変化ではあったけど、朝散歩の目標を掲げて、早数日、朝活がこんなにも心身を軽くするとは思わなかった。

 

そんな気はしていても、すくみ足は現実問題としてなくなりはしない。

すくみ足はあるが、何だか、それが気にならない、というか、今日の受診にしても、不安と恐怖はほとんどなく、でも歩幅は小さかったりするが、しかし、浮足立ってすくまない。

この感覚は表現が難しいが、小さいけど確かな一歩が出せているような、でも一方では、冷静な自分もいて、しっかり緊張している気持ちもある。

ちょっとふわふわしたような、でも何だか、足にしっかり意識が行き届いて、でも歩幅は小さく、小股になったりするけど、それでも突進しない、根拠のない自信のような…。

ちょっと主観過ぎて複雑な感覚だ。

 

そして、あと約1か月ほどで、約半年ぶりのDBSの病院への遠出の日が待っている。

これまでは、それが近づくにつれて、不安と恐怖に押しつぶされそうになっていた。

でも、今日帰ってくる頃には、これならなんとか行けるんじゃね?ぐらいに思えてきた…。

よかよか、上出来、上出来。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ