精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

WWCC2023 「ただでは負けない」

これは、連敗スタートのあと、連勝したあとの知那美選手のインタビューから。

この言葉、何だか、僕の今の生活にも言えるのかもしれない。

調子が悪くても、そこから何を学ぶか、落ち込むより、これからのことに活かせる何かを見つけて前向きに一歩を踏み出す。

そんなことが僕の頭をよぎり、なぜ僕がロコソラーレに魅かれているのか、が今更ながらわかったような気がした。

 

現時点で日本(ロコソラーレ)は、予選12試合のうち、4試合消化、まだ予選通過は全く予想もつかない状態。

連敗した後、午前3時の試合、僕は起きられず、リアルタイムでは観戦できなかったが、情報によると、スコットランドと対戦し、前のスイス戦の大敗を引きずっていて精彩を欠いていたらしいが、最終エンドでまさかの粘り強さで3点をひっくり返す大逆転勝ち。

さっきの知那美選手の話によると、さっきの話にもあったのだが、土壇場で集中力を上げて、いいパフォーマンスをすることができ、勝つことで自信を取り戻したらしいのだ。

 

続く、さっき終わったアメリカ戦では僕の、接戦になるという予想を、まさかの、いい意味で裏切り、快勝だった。

そんなアメリカだが、今大会ぶっちぎりの優勝候補スイスの対抗馬として挙がっているカナダを前日に撃破して、勢いにのっているところだったが、見事にその勢いをさらに上回る強さを見せつけた。

 

今大会もスイスが4連勝と予選は独走しそうではあるが、あとの予選通過の5チームの混戦は避けられない模様である。

日本だって、油断はできない。

まだ、予選の3分の1を終わったに過ぎないし、3連敗していたニュージーランドも惜しくも惜敗したが、韓国と接戦になっていた模様でもある。

 

選手の身になると、こんなにしんどい大会はないだろうと思う。

国を背負って、みんなが期待をして応援しているなかプレイすることを楽しむなんて僕には到底できないし、想像もつかない。

でも、もしそれができたら無敵だと思うし、結果がどうあれ、ロコソラーレはそれが出来るチームだと信じている。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良き一日でありますように。

ごきげんよう