精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

グランドスラム・ブーストナショナル・カーリング観戦日記「準決勝」

結果、今朝9時から始まった準決勝に進み、そこでロコソラーレの今回のグランドスラムは終わった。

それでも、ロコソラーレ史上最高位の4位という結果を残した。

国内大会やツアー大会では何度となく、優勝するも(オリンピックが銀メダル)、こと世界一となると、まだ経験がないロコソラーレ。

もう少しで手が届きそうで届かない。

 

おそらく、選手たちとはちょっと感覚が違うのかもしれないけど、このグランドスラムで最高位を更新したとはいえ、僕には、準決勝の試合は、ミスが目立ったかもしれないけど、一体何がロコソラーレに足りなかったのか、よく分からない。

パワーなのか、テクニックなのか、洞察力なのか、判断力なのか、瞬発力なのか、チームメイトとのコミュニケーションなのか、またはメンタルの持ちようなのか。

予選で勝った相手に準決勝で負けたのだ。

 

思えば、北京オリンピックでロコソラーレは予選で負けた相手に準決勝で勝って銀メダルを獲得した。

カーリングは、こういうチカラが拮抗した相手だと連勝することは、かなり難しいと言われている。

それは、ロコソラーレが身をもって体験して分かっていたことだろう。

 

この世界トップレベルのせめぎ合いがあまりに神のような領域過ぎて、もはや僕なんかの凡人には、持ってるか、持ってないか、もう第6感のような、経験によって培われた、研ぎ澄まされた勝負の勘というか、そういう先天性、もしくは、その人にしかないものが左右しているように思えてならない。

一般的には、彼女たちのことを天才だというのだろう。

だが、何もしないで、天才でい続けることも、世界一にはなることもできない。

歩みを止めてはいけない。

今日、またロコソラーレは未知の領域へと足を踏み入れた。

これが大きな糧となり、ロコソラーレの世界一へのなくてはならない布石なるのだと思う。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良き一日でありますように。

ごきげんよう