精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

ラブレター

ここ最近、音楽を聞いていない。

僕の人生のなかで、なくてはならない要素と思っていたのに。

そうなってしまったのが少し寂しくもある。

 

いままで、節目節目で音楽には助けられてきた。

入院中、音楽を聞いて人知れず泣いたり、勇気づけられたりもした。

 

音楽に心が動くという、感受性がそもそも今の精神状態に合わないのか。

懐かしい曲や入院のとき、聞いた曲、それをいま聞いてもなにも心に響かなくなった。

 

仕事をしているときは、電車のなかで必ずと言っていいほど音楽を聞いていた。

ジャンルは色々。

強いて挙げるなら、パンクロック、ヘヴィメタルとかが多い。

主に女性の声に癒やされていた。

いまスマホに入っているのは、ここ数年ライブハウスに通っていた時に聞いていた曲。

 

いま音に触れるといえばYou Tubeでヒーリングミュージックをかけるくらいか。

少し前まで、寝付きのわるいとき、You Tubeで延々雨音を聞きながら、寝たりしていた。

作業中、あまりに集中できないときは、作業用のBGMを流したりもする。

 

そもそも好きだった音楽をかけて、楽しいとか、アガるということがない。

音量の問題なのか、音を大きくしてもうるさいと感じて、なにも感じない。

 

でも、今日少し心の変化があった。

ライブに行きたい。

ライブハウスに。

ライブは文字通り「LIVE」で、生きるという意味もある。

一番最後のライブに行ったときのことは、あんまり覚えてない。

 

ただ、ここ2~3年は、「絶叫する60度」しか行ってない。

絶叫のライブはよかった。

思いっきり叫んで、汗だくになって、暑くてキツくて死にそうになるけど、生きている感じがした。

あまり友達はできなかったけど、それでも楽しかった。

えっふ~の一体感は素晴らしかった。

他人とは思えない結束力だった。

 

いまは、絶叫はもうない。

でも、今日ツイッターとかYou Tubeで、歌い続けている魁ちゃんを久々にみた。

 

萌えてしまった。

胸がドキドキした。

よし、今年はまたライブハウスで魁ちゃんに会いに行くことにする。

決めた。

今年の目標だ。

ちょうど元旦だし。

魁ちゃんありがとう、また会いに行きます。

 

ではでは、また明日。