精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

読書と日記

小学生のころ、父親に連れられて、兄と3人で大きな書店へ車でよく連れて行ってもらっていた。

だいたい、父親が夕食を済ませた時間帯に。

書店へ着くと、1~2時間はいる。

僕は、主に漫画コーナーとかをウロウロしていたが、父と兄が読書熱心で、その影響もあり、時々は小説なども買うようになった。

 

本を貪るように読んだことはない。

本を読むことに抵抗があまりない。

好きか嫌いかと言えば、好きになる。

 

大学は国文学科を専攻し、卒論は三島由紀夫の作品について書いた。

これは若気の至りである。

書くには書いたが、自分でも何を言いたいのか、よくわからないことを書いたと思う。

これがこれまでの人生で一番書いた文字数ではなかったか。

多分、1万文字以上ではなかったかと思う。

 

いまも本は読む。

ジャンルは官能小説。。。

唯一と言っていい、今の自分の娯楽という感じ。

 

それと、思い出したことがあって、これも小学生3~4年生ぐらいのときのこと。

自分の書いた作文がやけに先生に褒められて、日記を書いてみないかと言われたことがある。

豚もおだてりゃ何とやらである。

毎日自分一人だけ、先生の机の上に日記をつけて、日記帳を置いておくと、それにコメントを必ず書いて、帰りまでにその日記帳を返してくれた。

その先生がコメントを赤いペンで、書いてくれるのがうれしかった、最初はね。

長くは続かなかったが、小学生のときにすでに日記をつけていたことはあった。

 

日記といえば、僕にはお手本がある。

作家でミュージシャンの辻仁成さんの日記を愛読している。

これは、ここ1年ぐらい毎日更新されているそうだ。

僕もこれを読まないと1日が始まらない、と言っていい。

作家さんと言っても、辻さんの作品を読んだことはない。

ただ、僕がよく知っているのは、バンドブームのときに活躍した伝説のロックバンド「エコーズ」のヴォーカリストの辻さんである。

ヒット曲の「Zoo」は、カラオケでもよく歌った。

 

辻さんは、シングルファザーで、フランス在住で、息子さんと二人暮し。

子育てと家事と仕事とのことなどを毎日、日記につけていらっしゃる。

大変パワフルでもあるし、人並みに落ち込んだときのことなども赤裸々に書かれていて、親近感がわく。

 

そんなものに、比較するのもおこがましいが、憧れみたいなところもあって、勝手にお手本としているところがある。

毎日更新は、やっぱり大変。

でも、大変なぶん、やり甲斐を感じている。

 

ではでは、また明日。