精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

日本カーリング選手権観戦日記「難敵に圧勝!!」

結局、今朝は誓い通りに作業を始めたが、途中強烈な眠気を覚え、ちょっとだけと思い、PCで観戦しだしたら、見る見る間に目が冴えてきたが、逆に目が離せなくなった。

結果は、若いチカラを経験でねじ伏せたという印象さえある。

試合内容は、まれに見る、スーパショットの応酬。

やられたら、やり返す。

選手たちは、そこまで思ってはないかもしれんけど、エキサイティングな試合だった。

さっちゃんがラストショットで5点のビックエンド決めた時は、なぜかまた、号泣する僕。

 

今週は、日本選手権と作業の板挟みで、落ち着いた時間があまり取れず、ブログも殴り書きのようになっている。

このあとも、試合が待っているので、急ぎたいところ。

 

今日、ここで書きたかったのは、昨日負けたときのさっちゃんの表情が忘れられない。

苦笑いかもしれないが、どこか清々しく感じた。

そのあと、さっちゃんは下を向いて、悔しがるでもなく、一人さっき終わった試合を振り返るように、独り言をブツブツ呟きながら両手でストーンの動きをシミュレーションしていた。

まるで、それは、昨日今日始めたばかりのカーリング初心者がとる行動のように見えた。

 

これが、何を物語っているのか。

さっちゃんは、小さなころからカーリングを始めて「天才」と言われて、今では「日本一のスキップ」とか「世界の藤澤」などと言われることもある。

そんな彼女が始めたばかりのカーリングを楽しむように、さっきのストーンの動きや角度を思い出して、自分のものにしようとしている。

何が言いたいか。

初心忘るべからず、と言えば簡単だが、それを楽しんで実行するから、もうこのあとのさっちゃん率いるロコソラーレには死角なし、とみた。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

ごきげんよう