精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

WMDCC2024(決勝戦)

※画像はカーリングとは無関係です。

昨晩、WMDCC2024決勝戦が行われた。

試合は、前半は拮抗した展開で2-3と、スウェーデンリードで後半へ。

後半に入っても、両チーム譲らず、だが6エンド、エストニアのパワープレーでビッグチャンスをものに出来ず、スウェーデンに突き放されて、最後はマリー・カルドヴィー選手が一か八かのスピナー(高速スピンショット)を魅せるも実らず試合終了。

 

スウェーデンが地元開催の面目を保ち、4人制男子と共に、今期ミックスダブルスも優勝し2冠達成となった。

そして、今大会で間違いなく注目を集め、大躍進し、台風の目となったたエストニア

エストニアは、国として史上初となる世界選手権でのメダル獲得となった。

そのヒロイン、マリー・カルドヴィー選手のことは、きっと来期の4人制女子世界選手権でも活躍を期待して注目したいと思う。

 

さて、話題は変わり、昨日も触れた来年の日本選手権「横浜BUNTAI」開催の話。

今晩、これを発表したJCAアスリート委員長・藤澤五月さん(ロコソラーレ)がYouTubeで出演して、生の声を聴くことが出来る。

配信内容は、もちろんそれだけではないけど、おそらくこのことには、視聴者も知りたいことだらけだと思う。

 

かく言う僕もいちカーリングファンとして大いに関心があるところである。

ひとつには、やっと日本で「アリーナアイス」を使用しての試合が出来るということである。

これは、ずっと日本代表チームが直面してきた問題だと思う。

オリンピック2大会連続メダル獲得しているロコソラーレでさえもこのことは、直近の来期世界選手権、さらには、2026年イタリア・ミラノオリンピックに向けて大きな布石になることは間違いない。

 

ただ、良いこと尽くしでもないのは事実。

実際問題、4年ごとのオリンピックのときだけの一過性のブームにはなるものの、未だに「マイナースポーツ」カーリングでアリーナ規模(5000人収容?)の集客が、約1週間もできるものなのか。

例えば、今回のWMDCC2024の会場(スウェーデンエステルスンド)はおそらく「横浜BUNTAI」に近い規模だと思われるが、曲がりなりにも世界選手権という大きな大会にも関わらず、予選期間中、平日の客席が時々映っていたが、ガラガラであった。

さらに、今年日本選手権が行われた札幌のどうぎんカーリングスタジアムでさえも、客席は100席前後しかないらしい。

 

また、この大会の成功に必要な条件と言っていいだろう、(推しとしての妄想含む)それは、特にロコソラーレの活躍である。

さっちゃんこと、藤澤五月選手もミラノ五輪を目指すことを正式に意思表明したようだけど、北京オリンピック代表決定戦3連勝にしろ、北京準決勝で無敵スイスに勝利にしろ、ここまでどん底からの勝ち上がる様は、まさに奇跡といっていいほどだった。

人気、知名度ともに日本カーリング界をけん引してきたのは、間違いなく彼女たちだし、にわか勢にとっては、今も昔もカーリングと言えば、ロコソラーレなのである。

 

それが、今年の日本選手権のように予選敗退ともなると、やはり、集客に大きく響くことは予想には難くないだろう。

おそらく、これは選手本人たち、さらには中部電力フォルティウスSC軽井沢クラブ北海道銀行リラーズなど、人気トップチームに課せられたものではないだろうか。

 

今期は若手台頭のシーズンとなったけれど、ここでまた、夢のオリンピック金メダルまでのロコソラーレの奇跡の軌跡などがあれば、胸アツ過ぎて妄想しただけで動悸が激しくなる。

あと、ここに書いても届かない(叶うはずない)とは思うが、妄想がはかどり過ぎたので、個人的にさっちゃんのミックスダブルス復帰を強く要望する。

パートナーは、SC軽井沢クラブ・山本遵選手。

いわゆる、「シン・フジヤマペア」結成である。

もしも、ご本人に届けば、ご一考願いたい。

という、カーリング未経験の観戦専門、いちカーリングファンの戯言で今期のカーリング観戦日記は締めたいと思う(笑)