精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

日本ミックスダブルスカーリング選手権2024(JMDCC2024)「4日目」

もう今日から大会も4日目に入り、すでに2次予選の半分の試合が消化された。

現時点での上位チームは、SC軽井沢クラブ、小野寺前田、小穴青木となっている。

2次予選は、各ブロックの上位チーム同士は当たらず、1次リーグの勝敗を持ち越すことになる。

よって、明日の午前と午後の枠、あと各チーム2試合ずつの勝敗で決勝トーナメント進出の3チームが決定する。

星取状況は、SC軽井沢クラブ3勝(全勝)、小野寺前田、小穴青木ともに2勝1敗と続く。

 

ここで気になるのは、やはり、昨年の覇者であり、世界選手権銀メダルチーム、松村谷田ペアである。

松村谷田は、現在1勝2敗と本日の2試合目で痛恨の2敗目を喫し、予選通過が厳しい状況。

もちろん、明日の試合、SC軽井沢クラブが連敗し、松村谷田が負けなければ、状況は一変する可能性もある。

 

また、明日からCS中継が入るため、全試合くまなく観戦することができるので、3試合同時観戦して、どれだけ盛り返せるのか、また、そんなことしてわけ分かんなくならないか、という不安はなくもない。

 

それはさておき、現時点で印象的なのは、本来大会前の様子からは、余裕さえ感じられた松村谷田ペア、小穴青木ペア。

一時は、世界ランキングワンツーに在位していたこともある。

が、蓋を開けてみると、強化委員会推薦枠のSC軽井沢クラブ、小野寺前田らのほうが勢いがあるように見える。

現世界ランカーチームに今日の2次予選の試合中、余裕など微塵も感じない。

 

個人的観測だが、松村谷田、小穴青木は、青木以外は、現在ミックスダブルス専門の選手である。

今期も海外のツアーに参戦し、優勝するなど実績、実力はあるのだと思う。

だが、そんな彼らが国内大会ですでに苦戦を強いられている。

 

これが何を意味するのか、考えてみた。

ミックスダブルスは人数も投げるストーンも少ないため、試合時間がどうかすると、4人制と比較すると、半分もかからないこともある。

ということは、4人制に比べて、例えばフィジカル面に関して言えば、半分の体力しか使わない、もしくは、もっと言うと、フィジカルの、特に持久力という面ではミックスダブルス専門でやっているほうが、劣ってしまっているということは言えないだろうか。

 

現に、昨日、今日の試合などで谷田選手が疲れて、ハーフタイムでもないのに、座り込んでいるシーンが印象的だった。

昨年、涙をのんだ世界選手権金メダルのアメリカチームの選手はどちらも4人制も同時にやっていた。

 

個人的には、松村谷田、小穴青木を推したいと思ってはいるが、そう言った面でやはり(もしかしたらメンタル面でも)ミックスダブルス専門というのは、現在のカーリング界では勝ち抜けないのか、という疑問を持ち始めてしまった、今日この頃。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ