今日病院にひとりで、行って来た。
一人で行くのも、電車乗るのも、1年半ぶりくらい。
事故もなく、怪我もなく、途中で緊急事態になることもなかった。
意外と行けるとは思っていた。
正直なところ、行くには行けたが、やはりちょっと怖かった。
これまで、1年半の間、家にいるのがほとんどで、日常生活のなかで、危険があれば、手を伸ばして、手すりがあったり、壁があったりと、何かと安全面では心配が少なかった。
電車や駅や病院が、家と違うのは、家族と違う人達がたくさんいる公共の場ということである。
今は、特にこういう時だから、人と密着するのは避けたほうがいい。
まず、電車では、最初座らないで、立っていようと思っていた。
だが、駅について、きっぷ買って、ホームに降りた時点で、もうこのまま立ってはいられない、キツさを感じていた。
体力的なものかもしれない。
以前まで、当たり前のように上り下りしていた階段。
今では、そんな運動量もしないことがほとんどだ。
だからといって、そこで落ち込んだり、凹んだりはしなかった。
そこは、臨機応変に、ちょうど空いていたから、空いてるところに座った。
電車で乗車時間は、15分ほど。
まず降りるのが怖かった。
最近、いい意味でもわ類意味でも、オフをあまり感じないので、それでいて、急に足がすくむことがある。
家のなかだとなんてことないが、ここは電車のなか。
混んではいないが、そこそこ人はいる。
少し避けたりしないといけない。
でも、足は動いてくれた。
このあたりで、周りに人がいるだけで、人酔いみたいな、目が回りそうな、ふわふわした感じだった。
電車から降りて、深呼吸。
病院は、駅近くなので、それほど苦にならなかった。
病院に着いて、暫く待った。
この間、座ったはいいが、名前を呼ばれたとき、最初の一歩がすくまずに出るかが、気になりだす。
それほど、混んではいなかったが、数人先に待っている人がいて、それなりに距離をとっている感じはあった。
程よいところには座れたが、今日は、もしものときの車椅子がない。
車椅子がないことがこれほど、心細いものなのか。
あのとき感じた不安な気持ちにも、慣れないといけない。
トラブルなどなく、診察し、処方された薬も受け取り、帰りにコンビニ寄って帰ってきた。
なにはともあれ、今日、新たな一歩を踏み出せたのではないかと思う。
小さな小さな一歩かもしれないけど。
今の状態とこれからの自分。
理想と現実。
考えるいい機会になったと思う。
ちなみに、現時点では来月も一人で行こうと思っている。
ではでは、今日はこのへんで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
明日も良い一日でありますように。