精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

丸儲け。

昨日の、僕にしか、もしかしたらDBS入れている人ならわかるかも、な話をもう少し補足してみたり。

 

今日は、自転車に乗っても良かったけど、せっかく久々に(DBSの)調整に希望が見えたような気がしたので、歩いて検証してみた。

はっきりとはまだわからないが、確かにいろいろとDBSのリモコン操作で電圧やプログラムのパターンを変えられるのだけど、変更する(上げ下げする)ことで力みが取れて、歩きやすかったり、刺激が弱いのか、歩きにくかったりがあるのは感じる。

 

ここで、確認しておきたいのが、僕の手元で変更できるのは基本的に電圧のみ。

電極は左右に2本いれているから、簡単に言うと右は右半身、左は左半身に影響する。

また、電圧とは別に周波数というのも変えられることはできるが、これは「プログラム1→周波数71Hz」「プログラム2→周波数65Hz」という具合に固定しているが、手元のリモコンで「プログラム」を変えることは出来る。

この「プログラム(パターン)」の作成は、病院の端末でしかできない。

ちなみに、「プログラム」は4つだけ登録でき、寝るときは「プログラム4→周波数130Hz」にしている。

 

あと、原則的に電圧をあげると、力が入るようになって動きやすくなったり、上げ過ぎると力んで動きずらくなったりする。

電圧は、上限があるのでどこまでも上げられるわけではない。

ダルさが取れて動きやすく、また力みもない、リラックスした状態になるのがベストではある。

だが、そのドンピシャの調整というか、数値に3年経った今でもたどり着けていない。

さらに、電極の位置も変えられる(病院で)ので、これを追求しだすと、キリがない、気が遠くなるような虚しささえ感じることがある。

 

過剰に希望を持ち過ぎたら、いつまでも空回りしてストレスになる。

だから、程よいところで自分で妥協点を見つけるのも大事だと思う。

生きてるだけで丸儲けなんだから。

 

ではでは、今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

ごきげんよう