やっぱりこうでなくっちゃ、日本選手権。
1年間の全てを出し切らねば勝利はない。
ちなみに、大会3日目現在、ロコソラーレは、3連勝、1次リーグ通過を決めた。
印象深かったのは、夜のセッションで行われた、僕が注目していた岩手県協会との対戦。
なんと、さすが、激戦の東北ブロック代表というだけのことはあって、あの、前人未到の日本チームでは唯一グランドスラム優勝1回、オリンピック2大会連続メダル獲得、さらに現在日本選手権2連覇中のロコソラーレ相手に、前半で最大3点差をつけてリードしていた。
だから、自分たちの強みを活かして徹底的に一つの戦術でセンター戦を、後攻だろうが、先攻だろうが、やってくる。
これは、今期、本格的に採用されたノーティックルールの影響もあるだろう。
世界選手権でいうと、あの、北京オリンピック・ミックスダブルス金メダリスト・コンスタンティーニ選手擁するイタリアチームが使っていた気がする。(あくまで個人的感想)
そして、その徹底したドロー合戦の前に去年ロコソラーレは敗北を喫したように記憶している(あいまいだが)
話は戻って、岩手県協会との7エンド。
僕はひょっとしてこのまま行ったら…と居ても立っても居られなくなり席を外して、重要な局面を見逃したのだが、ここでロコソラーレはビッグエンドで3点もぎ取り、一気に逆転。
さらに、9エンドもロコソラーレは、ビッグエンドを作り、ここでほぼ試合が決まった。
やはり、世界ランキング最上位チームである。
引き出しの多さというか、経験の差というか、10エンドとかもはや圧倒し過ぎて、わざと負けてたの?って言いたくなるぐらいだった。
っていうか、前半と後半の落差よ。
でも、それがロコソラーレらしくもあり…。
その昔、小笠原歩さん擁するオリンピックチームに中学生チーム「ロビンズ」(メンバーに現ロコソラーレの吉田知那美、鈴木夕湖)が勝ったという話が語り草になっているが、予選で負けてもしっかりプレーオフでは負けないところなんか、をちょっと思い出したりしている…。
というわけで、ロコソラーレは連勝し明日1次リーグ最終戦、ブロック1位通過をかけて北海道銀行リラーズと対戦する。
ではでは今日生きている奇跡にありがとう。
明日も良い一日でありますように。