精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

日本カーリング選手権2024(2024女子)観戦日記「準決勝」

大会は、予選を終え、男女ともに準決勝、と言っても1試合のみで、予選で最大4シート同時に試合をしていたのが、1試合のみとなり、たった2チームの選手たちのコールする声が響く、決勝さながらの緊張感がある試合となった。

最初に、男子の準決勝が行われ、3連覇を目指すSC軽井沢クラブが、予選で大躍進したロコソラーレの弟分チームを退け、決勝に進出した。

 

続く夜の時間帯、ついさっき終わったばかりで興奮冷めやらぬ女子準決勝は、5年ぶりの優勝を狙う中部電力対、男子チームと是が非でもアベック優勝したいSC軽井沢クラブの対戦。

試合は、ミラクルショットの応酬で、前半はロースコア同点、後半も息詰まる攻防で、ラストエンド、中電1点リードで迎えた後攻SC軽井沢クラブの上野美優のラストドローを最年長・西室淳子のあらん限りのフルスィープで2点目をもぎ取り決勝進出を果たした。

 

よって、明日の決勝カードは、男子がコンサドーレSC軽井沢クラブ、女子が北海道銀行リラーズ対SC軽井沢クラブとなった。

女子に関して言えば、どちらが優勝しても初優勝(北海道銀行フォルティウス時代にはあるだろうけど)、2026年イタリアミラノ五輪に向け、日本代表決定戦に1番乗りとなる。

 

そして、奇しくも何となく予想はしていたけど、このカードは、2022年世界ジュニアカーリング選手権金メダルチームのメンバーがそれぞれに所属している。

今大会、過去データが参考になるかは分からないが、今大会含め過去3戦の戦績はいずれも、北海道銀行リラーズが勝利している。

ちなみに、北海道銀行リラーズは予選1位通過のため、今日は試合がなかった。

この1日、緊張が途切れて気の緩みが無意識に選手たちに生じたりしないか。

また、主力メンバー4人が20代前半(20~22歳のほぼ同世代)のリラーズに対し、その同世代の上野姉妹らのなかにSC軽井沢クラブ・西室さんは40代、おそらく明日もメンバー入れ替わりはないだろう。(あの、パワフルさにちょっとファンになりかけている…疲れが出ないか心配)

 

まず間違いなく、今大会は世代交代が顕在化した大会と言っていいだろう。

そんななか、今日の準決勝、西室選手の頑張りを見ると、チームメイトにいい刺激を与え化学反応を起こしてるんだろうな、というようなことを率直に感じた。

ここまで来て、予想もクソもないが、明日の大1番の決勝、あえてSC軽井沢クラブの優勝を予想したいと思う。(基本的にはどっちも頑張れだけど…)

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ