精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

優勝は…。

日本ミックスダブルスカーリング選手権2024優勝チームは、SC軽井沢クラブとなった。

ちなみに、決勝戦を戦ったのは、小野寺前田ペア。

どちらも、今大会から初参戦したペア同士の決勝戦となった。

 

大会を終えて、先日の日本選手権のとき、谷田選手が解説の中でこのようなことを言っていたのが思い返される。

「4人制とミックスダブルスは別物です」

これは、別物であるから、専門にやっているほうが有利だ、もしくは強いということではなかったのか。

 

もしも、その意味であったなら、またそれを信じるならば、来年それを証明できること、そして大いなる飛躍に期待したいと思う。

だが、残念ながら、今大会は、まさに「4人制ありき」もしくは「個々のチカラ」が結果として表れたと言われても仕方がない。

 

優勝チームの上野選手は、日本選手権優勝チームのスキップにして、前々回の世界ジュニアの金メダリストでもある。

まさに、「世界の藤澤」から「世界の上野」の時代になったと言っていいぐらい、日本女子カーリング界でもスター的存在になりつつある。

 

その、上野選手とペアを組んだのが、39歳にして、未だ現役の、元「フジヤマペア」で日本選手権連覇もしている山口選手である。

山口選手は、4人制の日本選手権では今期は準優勝に終わっている。

 

さらに、今大会の一番のダークホース、初戦で松村谷田を破った小野寺前田ペアも準決勝でこれまた小穴青木ペアを破って決勝に進出した。

ちなみに、小穴青木ペアは昨年の海外遠征では無敗を誇り、優勝もはたしているという。

 

例えるなら、野球やサッカーのように「個々のチカラ」を優先して、選抜したチームが強いのか、はたまた、従来のチームで培った「チームワーク」が強いのかという問題と同じような気がする。

でも、やっぱり夢があるのは、やはり、弱いはずのチームが強敵に打ち勝つというもので、スラムダンクでも湘北が山王工業に勝ったのは、胸アツだった。

とは言っても、僕は、競技者ではないので、どちらがいいのか、結論づけるつもりもないし、ただ、こうでも言っておかないと、モヤモヤして眠れそうになかったから…。

 

さあ、次は約2週間後、女子世界選手権である。

日本は制しても、世界ではまだまだ、世代交代はままならない。

スイス、スウェーデン、カナダなどは、いまだに北京五輪のときのトップチームが大きな壁となっている。

これに対して、どのような試合を展開するのか、日本代表チームの活躍を期待したいと思う。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ