韓国は、世界ランキング3位のチーム、スイスは、世界ランキング2位のチーム。
当然の結果と言えば、それまでだが、第5戦まで戦って日本は1勝4敗と暫定最下位。
同率のチームが依然として5チームが入り乱れている。
選手たちにとっては、とても苦しい、初めての世界選手権となっていることだろう。
まさか、こんなに連敗するなんて思いもよらなかったことかもしれない。
あんなに苦しみながらも楽しんで優勝した日本選手権。
だけど、今回の世界選手権からは、2年後のオリンピック出場権がかかった大事な大会である。
カナダ、スイスは言わずもがな、開催国のイタリアも自国でメダル獲得に向け、着実に力をつけてきている。
昨晩、トルコ対スイスの試合をしばらく観戦していた。
あの、無敵のスイス(世界選手権4連覇中)に何度もリードをしていたトルコ、そして、最後は勝ち切るスイス。
どちらも国の威信とプライドに賭けて、負けられない戦いを繰り広げているのだろう。
だが、一方で、試合を離れれば、これらの世界選手権常連チームは、すごくリラックスして、この大会(イベント)を心から楽しんでいるようなオフショットも目にする。
やはり、1週間の長丁場、ずっと張りつめていては身が持たないのを彼らは知っているし、その期間の過ごし方から試合に集中するという、ある程度のルーティーンやピーキング方法があるのだろう、無駄な力みがなくとても自然体でリラックスして試合に臨んでいるように思う。
初出場のチームにいきなり、それを実践しろ、なんて言っても無理な話かもしれない。
でも、意外とそんなところに突破口のヒントなんて落ちているものではないか。
つまり、焦りや不安で目の前の些細なことに気づけない、そんなことになっていたら、いっそのことオリンピックや日本代表なんてことは、一旦全部忘れてしまえばいい。
なんて、競技未経験の観戦専門引きこもりニートは思ってしまうわけで…。
それでは今日はこのへんで。
今生きている奇跡にありがとう。
明日も良い一日でありますように。