精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

WWCC2024(第9戦対アメリカ、第10戦対スウェーデン)

※画像はカーリングとは無関係です。

日本時間の今朝、世界選手権予選第10戦、日本チーム(SC軽井沢クラブ)はスウェーデンと対戦し、前半まで拮抗した展開を見せ喰らいつくも、後半に突き放されて敗北を喫した。

昨晩のアメリカ戦に続き、スウェーデン戦も敗北して、これで今年の世界選手権、日本の予選敗退が決定した。

試合後、選手たちの中には、悔しさからか、色々な感情があるだろうが、涙をにじませていたという。

おそらく、その涙は、北海道銀行リラーズが日本選手権で決勝で流した涙であり、また2016年ロコソラーレが世界選手権決勝で敗れた時の涙と同じなのかもしれない。

涙を流して、何らかの感情が大きいほど、今後の大いなる飛躍に繋がるだろう。

 

とはいえ、まだ予選は2試合残っている。

もしかしたら、ここで何か吹っ切れたものがあり、または肩の荷が下りて、普段のパフォーマンスが、楽しくのびのびとカーリングが出来るかもしれない。

この2試合、最後までらしさ溢れるカーリングを楽しみにしている。

 

ところで、ここへ来て思うのは、いくら世界ジュニアで金メダルを獲ったと言っても、一般のカテゴリーの世界では次元が違うようだ。

その一つの要因は、今回(毎回?)日本選手が苦しんだアリーナアイスである。

考えてみれば、日本ではいまだにアリーナ規模で大会というのが行われていない。

出来ない理由は様々あろうが、以前横浜アリーナ(?)で日本選手権開催予定だったのがコロナ禍で立ち消えになったけど、日本でのアリーナ開催というのは、将来的に世界で日本のカーリングが通用するかどうか、はこの辺りも関係するのではないだろうか。

現に、ロコソラーレはそのあたりも視野に入れて、グランドスラム参戦などにもこだわっているのではないかと思う。

 

さて、ところで、僕も一応カーリングファンの端くれとして、せっかく、NHKさんが中継してくれそうだし、決勝まで観戦しようと思う。

見どころとしては、独走がつづく今期最強のカナダがそのまま優勝してしまうのか、果たしてそのカナダの牙城を崩すのは、やはりスイスか、新興勢力のイタリアか、はたまた、他のチームのなのか。

おそらく、好ゲームの連続でカラダがガチガチになりそうだが、今年の世界選手権は最後まで目が離せない。