どうしたって、ロコソラーレと比較してしまうのだ。
ロコソラーレは、2016年、世界選手権に初出場、この大会で銀メダルを獲得する怒涛の快進撃を見せた。
このとき、まだカーリングと言うものをよく知らなかったので、平昌五輪の時にこの偉業のことを初めて知った。
一方で、現在の日本代表チーム(SC軽井沢クラブ)は、ロコソラーレ世代もなし得なかったジュニアカテゴリーながら世界選手権で金メダルに輝いた。
正確に言うと、今回のSC軽井沢クラブは、その時の世界ジュニア金メダルメンバーが中心に構成されている。
さらに、今回、五輪2大会メダル獲得チームを抑えて日本代表権を勝ち取り、世界選手権を戦っている。
ちなみに、こんなデータもXに流れ出した。
去年、ロコソラーレが参戦した世界選手権は、戦績7勝5敗でギリギリ、予選通過している。
そして、現在、カナダ戦、ノルウェー戦、1勝1敗を加算して3勝5敗、暫定7位である。
6位以上がプレーオフ進出となるので、正直もう負けられない。
あと、4試合、アメリカ、スウェーデン、スコットランド、イタリアである。
スウェーデンは言わずと知れた、五輪金メダリストチームで序盤連敗が続いたが、ちゃっかり、現在暫定6位とプレーオフ進出圏内につけている。
スコットランドは、負けが込んで現在10位だが、それでも、今朝の試合、あの、強豪スイスに勝利して金星を挙げている。
確か、このスコットランドのスキップの選手は、一昨年、世界ジュニアで日本を破って金メダルをとったときの選手である。
イタリアは、現在2位のチーム、お馴染み、北京MD金メダリスト、コンスタンティーニ選手が率いるチーム。
この後対戦するアメリカは、現在勝ち星という点では同じではあるが、世界選手権、オリンピックなどの常連チームである。
つまり、このあと4試合も、一つたりとも落とせないし、かつ、強敵ばかりなのだ。
そんななかで観戦した、昨晩のカナダ戦。
序盤は、ロースコアで展開していたが、終盤ビックエンドを作られて敗戦を喫した。
気になったのは、どこだったか、ダブルテイクアウトで2点取れるところを無難に1点をとった場面、ここは、解説の市川さんも困惑していたが、多少リスクがあっても2点を取りに行って欲しかった。
なぜなら、どう転んでも普通に考えて、守りに入っていたら、実績からいっても攻撃力は圧倒的相手が上なのに、それでは勝てるチャンスなんて、いつまでたっても出て来ないと思う。
また、そんな消極的なパフォーマンスは、個人的にはあまり期待していない。
チャレンジャーならそれなりにがむしゃらにプレイして、懸命な姿は、いつでも素晴らしいし、それなら応援にも力がはいるというものだが…。
それでは今日はこのへんで。
今生きている奇跡にありがとう。
明日も良い一日でありますように。