精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

冬季オリンピック観戦日記「女子カーリング・第4戦 VS ROC」

第4戦、日本は、苦戦しながらもまたもや逆転で勝ち切った。

この第4戦、あまりに戦況がよくないので、途中、負けたかもしれない、と思ってしまった。

だけど、そんな周りの空気をはねのけるチカラが彼女たちにはあった。

 

予想外に難しいアイスのコンディション。

これまで絶好調だった選手のショットが決まらない。

相手は、連敗続きで是が非でも1勝したいので、死にもの狂いで攻めてきた。

 

試合後、日本のショットが決まらなかった選手は、勝ったのに泣き出してしまった。

それほど、尋常ならぬプレッシャーがあるのだろう。

思い返せば、4年前のときも同じようなことがあり、その選手は裏では泣いていたらしい。

悪い方向に行っていると思うと、その負の引力からは容易には抜け出せない。

 

そんななか、今日は日本が試合はなく、僕も天気が悪かったので、外には出なかった。

もしかすると、このままの調子で行くと、日本は予選を通過するのは、間違いなさそうだ。

まだ気が早いけれど、このまま予選2位で通過したとして、今予選1位がスイスのチーム。

運命とは不思議なもので、これを見ると6年前の世界選手権を思い出してしまう。

 

そのときは、決勝で、スイスと当たって(チームは違うみたいだけど)、銀メダルに終わった。

とにかく、スイスは手ごわくて、予選で負けて、そして決勝でも負けてしまった。

世界選手権で2位。

日本初のメダルを獲得して、それでも帰って来ての会見で、ある選手は悔しさに涙を流して、連日のコールのし過ぎと乾燥した空気から、スキップのさっちゃんは喉をやられて、声がかすれていた。

 

とにかく、明日以降も格下とはいえ、気の抜けない、タフな試合が続く。

次第に、日本の人たちも女子カーリングに目が向きだしている。

どうか、これをチカラにして、6年前にできなかった世界一に輝いてほしい。

そして、どうか、無事に帰ってこれるように、と祈るばかり…。

 

ではでは今日はこのへんで。

明日も良い一日でありますように。

ごきげんよう