精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

喪失感に苛まれて…。

今日、晴れていたら、多少やる気も出たのだろうけど、それが生憎の天気で、雨が降ったりやんだり。

あんまり、カーリングロスで喪失感がひどいので、とりあえず今日もカーリングについて語ろうと思う。

 

そもそも、昨日の、ロコソラーレの感動が大きすぎて、触れることが出来なかったが、昨日、僕の目から水を流したポイントがもう一つあった。

それは、男子で優勝したSC軽井沢クラブだったということ。

確かに、僕はあまり男子の試合を見ないし、詳しくもないけど、分かる範囲でも心を揺さぶるものがある。

 

遡ること、平昌オリンピック。

そのとき、男子日本カーリングチームは、20年ぶりのオリンピック出場を果たすも、予選突破とはならなかった。

その時のチームが、SC軽井沢クラブだけど、メンバーの顔触れが今とは違う。

 

なぜなら、平昌オリンピックを機に選手たちは、各々のオリンピックへの思いからか、平昌で足りなかったもの、必要なものを求めてだろう、ぐっさん(山口剛史選手)ひとり残して、SC軽井沢を去っていった。

残されたぐっさんも、他の選手たちも、また違うチームを作り北京を目指したが、結局届かなかった。

 

平昌のあと、ぐっさんは、またひとりでチーム再建をコツコツと4年かけてやらなかればならなかった。

そして、掴んだ今回の日本一。

メンバーは、ぐっさん、若き司令塔二十歳のカリスマ、パワフルな高校1年生、元体育教師という、年齢も経歴もバラバラのメンバーだった。

でも、チームリーダーとしてぐっさんは、このチームを時間はかかったけど一つにして日本一のチームにまで作り上げた。

昨日、ぐっさんの目には、やっぱり水が流れていた…。

また、ぐっさんは日本の代表的なカーラーでもあり、YouTuberという一面も持つ。

優勝記念ライブ配信が楽しみだ。

泣いちゃいそうだけど。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

ごきげんよう