精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

僕とDBS。

もしかしたら、また明日から週末のカーリング観戦になる可能性があるのだが、ここ数日、DBSについて書いて来て、おそらく、これは、僕にしか分からないことだけど、これまでも何度か、書いたとは思うが、自分のなかで整理する意味で少しまとめたいと思う。

 

まず現在のところ、僕のDBSの電極の位置は、一番浅い位置の100%になっている。

電極は、細長く、頭に縦に入っているので、その刺激を与える位置や角度、割合を決めることが出来、これまでもいろいろと試してみたが、結局ここは、深いところに刺激が発生するようにはしていない。

ちなみに、これは病院でしか変更できない。

 

連日、僕が変更できるリモコンについて、書いているが、それを具体的に並べてみる。

 

プログラム1(P1) 電圧:~12.7㎃ 周波数:71㎐ パルス幅:60㎲  

プログラム2(P2) 電圧:~12.7㎃ 周波数:66㎐ パルス幅:60㎲

プログラム3(P3) 電圧:~12.5㎃ 周波数:50㎐ パルス幅:90㎲

プログラム4(P4) 電圧:~10.0㎃ 周波数:130㎐ パルス幅:60㎲

 

一覧にするとこのようになる。(電圧は上限値)

ちなみに、このP1~P4の切り替え、電圧の増減(0.1単位で)をリモコンで操作できる。

そして、今現在は、P1の電圧は左右11.0㎃である。これを昨日から、0.5㎃ずつ下げて見て余計なチカラが入らなくなって、ジスキネジアも減ったように感じるが、多少服薬の前後で少しオフのようなダルさを感じることはある。

ちょっとしばらく、これで様子を見てみようと思っている。

 

ちなみに、今日自転車で川沿い走って、コンビニ行ってきたけど、あまり不便はなかったし、特別いいというものでもないが、これまでの刺激が強すぎて、それで力みやジスキネジアにつながっていたのかもしれないと感じている。

あと、忘れてならないのが、プログラムはそれぞれに、左右の数値を別々に増減できるということだ。

これがまたDBSのややこしいところでもあり、可能性でもある。

例えば、就寝時に使用しているP4は、左3.6㎃-右5.6㎃というふうに…。

なぜ、左(主に左半身に影響が出る)を弱くしてあるかというと、左足に大きくジスキネジアが出やすいからである。

 

昨夜は、また新たな試みとして、就寝時のP4を左3.7㎃-右3.7㎃にして寝て見た。

結果、それほど寝苦しいとかはなかったので、これもしばらく検証していくことにする。

これは、もう勘というほかなくて、要するに、日中の刺激に左右差をつけていないのに、就寝時に差をつけるのもおかしいのでは?と考えたから。

あと、ウォーキングのときに感じる右足の動かしづらさは、この辺りに原因があるかもしれないとも思われなくもないが…果たして。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良き一日でありますように。

ごきげんよう