精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

ほっと一安心。

ひとまず、初診無事に終えてよかった。

来月から毎月、通院することになる病院として、とりあえず、これと言って不満はなかった。

診察時間は、約30分程度だった。

 

ビックリしたのは、というか、前の病院との違いに驚いた。

今回の病院は、リハビリテーション施設に特化した地域の比較的大きな総合病院。

前の病院は立地は断然都会にあるけど、小さなクリニックでほぼせんせいと1対1で対面して診察。

ところが、今日は、せんせいは、僕と話すだけで、カルテの入力専門の助手みたいな人がいて、さらに看護師らしき人も二人そばで待機している。

医療関係の人不足が嘘のように感じるとともに、それなりに配置としては、取り調べを受けているようで、何しろ、僕とせんせい意外に付き添いの母も含め4人が診察室にいるという、何と言う密で不思議な緊張感があった。

 

でも、緊張もさほどせず、多少テンパったりしたかもしれないが、自分ではよく話したほうだと思うし、話すべきことは話せた。

なぜなら、男性のせんせいだったけど、おそらく年も近く、恐ろしく優しく理路整然と納得できないことは、なにひとつおっしゃらなかった。

むしろ、僕よりも病的に肌が白い、そのせんせいは、今日、もしくは、この先の不安に思っていることにずばりと応えてくれた。

 

今現在、薬、リハビリなどをどうこうということは、状態からしても変える必要があるとは思わない、だけど、もしも(この先)希望なら、幸いここはリハビリ施設が充実しているので、調子が悪くなった時にリハビリもできるし、何なら入院してのリハビリもできるので、そのときは遠慮なく相談してもらっていい、ということを言ってくれた。

これは、僕がこれまでに漠然と持っていた不安を全てではないにしても、かなり大きな部分を言葉にして払拭してくれたので、ちょっと話がうまく行き過ぎではないか、と疑心暗鬼になりそうなほどだった。

でも、まだ一度しか会ってはいないので、これからこのせんせいとの信頼関係を築いていきたいと思ったりもした。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良き一日でありますように。

ごきげんよう