精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

自分の足で歩きたいのだ。

今日は、曇りという予報で風も強く寒かったので、どうかと思ったけど、今年に入ってまだ、2日連続の外出さえ、まだできていないのが、不甲斐なくて、多少の無理して、というか、何も考えずに外に出た。

 

陽射しは多少はあったので、極寒とは行かないまでも、寒いのは寒かった。

特に、田んぼ道のウォーキングは、前後左右から冷たい風が吹きつけるので、すくみ足を気にするどころではなかったかもしれない。

 

こう書くと、言い訳に聞こえるかもしれないが、いつものコースを歩ききりはしたけども、それはそれで、いいところ、悪いところとあって、いわゆる、可もなく不可もなくと調子だった。

 

歩ききったことは評価するにしても、先日から実践し始めた(家の中でももちろんやっている)「腕振り」をこの間同様、試してみた。

ところが、今日は、肘を曲げて力強く振ろうとすると、妙に上半身と下半身のバランスが取れず、かえって小股からの突進をこらえきれずに、転びはしなかったが、すくんだ状態から前に両手をついてしまった。

 

それから、腕の振り方を自然にぶらんと下げて、なるべく大きく振ってみたら、割とスムーズに歩けるときもあったが、やはり、すくみが激しくなるとそれを防ぐには至らない。

せめて、歩幅が小さくなってきたときに、手の振りを意識することですくみを防ぐレベルである。

家の中でもそうだが、一旦すくんで突進する予感がしたら、一番の安全策は立ち止まること、そして姿勢を正して深呼吸といったところだろう。

 

やれやれ、こうなってくると、歩くときは一歩ごとに意識を向けて集中しないとならないので、非常に疲れる。

でも、転びたくもないけど、自分の足で少しでも歩きたいし…。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ