精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

日本ミックスダブルスカーリング選手権2024(JMDCC2024)「2日目」

今現在、日本ミックスダブルスカーリング選手権2024も1次予選7枠目まで試合が終わった。

1枠2試合しか配信がない(実際は1枠4試合同時に行われている)ので、なかなか歯がゆい思いをしながらも、勝敗など関係なしに面白い試合というのは、意図せず目につくものである。

 

昨晩の枠で3000人以上の視聴者を釘付けにしたのが、東北代表のチーム松原。

このチーム、お姉さんが高校1年生、弟くんが中学2年生という姉弟ペアなのだ。

弟の永和(とわ)選手は丸坊主でまだ幼さが隠し切れないが、それでも強化委員会推薦枠の仁平清水チームに対して、前半は同点というところまで善戦した。

もしかしたら、という期待をさせてくれるパフォーマンスと明るく元気な姿が清々しく、応援したくなる姉弟チームである。

後半は、経験と地力の差が出てしまったが、将来、楽しみな選手がまた現れた。

ここにも若い、新しい風が吹き始めている。

 

その他にも、東北勢は特に世代交代が激しく、もう一組の東北代表・相澤阿部ペアは、高校生3年生の同級生、生年月日、血液型も同じという変わり種のチーム。

実力も高校生の大会では、どちらも日本一の経験(4人制で?)があるんだとか。

チーム松原といい、もう東北ではジュニアの次の世代が存在感を見せ始めているのだ、頼もしいかぎり。

 

また、その一方で、地域格差のようなものも今大会はっきりと皮肉にも見え始めた。

東北など、競技人口や環境が整った地域は若返り、活性化するなか、どうしてもそれらの点では、劣勢になるのが、西日本地域である。

そんな地域でもいつかは、次の世代、選手がいるとは思うが、いかんせん、気候や地域性というのは、動かしがたく難しい問題である。

 

とは言いながら、僕はそんな日本のカーリングを今大会も大変面白く観戦させてもらっている。

このあと夜の枠は、今大会おそらく台風の目となるであろう、昨日も触れた小野寺前田ペアに対して、西日本代表、ここまで連敗中のチーム北村。

チーム北村は、ここ数年ほぼ毎年のように出場、ご夫婦ペアで対戦相手の前田選手とは、もしかしたら親子ほども年が離れているのではないだろうか。

ここは西日本在住の僕としても、チーム北村の健闘を祈りたいと思う。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ