精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

病院デイ2日目

ひるおびって、最近よく見る。

昨日と今日の話だけど。

診察待ってるときに、テレビはどこもひるおび。

昨日なんか、2時間待ったから結局最後まで見た。

ほとんど新型コロナウィルスのことなんだけども。

 

何気に凄いなと思ったのは、司会の恵さん。

これだけのコロナウィルスの感染の情報が溢れるなかで、まるで台本があるかのように、番組を進めていく。

しかも、昨日と今日の情報も違えば、新しい情報も出てくる。

それを視聴者に分かりやすく、何枚も用意されたクリップを入れ替え、差し替えして画面に出してくれる。

しかも、その問題点をあぶり出し、それを専門家に聞くタイミングも絶妙。

立ってしゃべっていらっしゃるから、カンペぐらいは見るかもしれないけど、それで時間内に収めて、番組を進行する。

司会者というのは、そういうことができる人たちなんだろうけど、やっぱり恵さんは凄い。

ジャケットがいつもチェックで、芸人であることは忘れてないって感じがまたいい。

だいたいこういう司会者に抜擢された芸人さんやアイドルの人は、まるで本業を隠すかのように、上下お揃いのスーツを着ている。

 

ということで、病院デイ2日目。

行ってきた。

昨日と違って、今日は待ち時間30分、診察15分といったところ。

診察内容は、現状の経過報告と処方される薬の確認。

結果、現状維持、薬の増減はなし。

ここ数ヶ月、この調子なので、安定している。

少しずつ、良くなっているんじゃないか、以前よりはずっといい。

そして、最後にせんせいは、最終的には根性だから、と冗談みたいなことを言う。

 

根性でどうにかなるなら、やってますと言いたかった。

とっさに言葉にできなかったので、僕はそれを聞いて笑ってしまった。

言葉だけだと、安易に捉えがちだが、要は、諦めるなという意味だろうと考えることにした。

長い付き合いだし、悪い人ではないし。

 

昨年からお付き合いのある同病仲間ともお会いできた。

年下だけど、病歴では先輩。

そんな人間関係には、少し戸惑うけど、相手の気持ちがわかるって、そんなに簡単じゃないと思う。

自分の話を聞いてもらったり、相手の話を聞いたりして、共感できる部分がすぐに見つかる。

こんなことは、家族でも難しい。

だから、この繋がりは貴重だし、大切にしたいと思う。

 

ではまたあした。

最後まで読んでいただき、かたじけない。

明日も良い一日になりますように。

ごきげんよう