精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

行列の行進

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今日は、こんなに晴れた。

外に出れば、少し寒いけど昼間陽射しが射しこむ部屋は暖かく、窓を開けてもしばらくは平気だった。

 

タイミングというのは、考え出すと毎度奇跡のような繰り返し。

こんなに天気も良かったので、気分よくウォーキングに出かけた。

今日は、珍しく調子がよかったような気がする。

僕は調子に乗って田舎の道をてくてくと歩いていた。

 

すると、いつものコースの半分ほど来たところで、何やら人の話し声がざわざわと聞こえ始めた。

振り返ると、多分みんな同じ色のジャージのようなものを着た集団がだんだんと近づいてくる。

おそらく、中学生ぐらいだろうか、今どき遠足か、紅葉狩りか、課外授業か、そんなところだろう。

見ると、どこまでもアリの行列のようにうじゃうじゃと最後尾が見えない。

 

僕は、一気にテンパってしまった。

これでは、立ち止まってやり過ごすのは、ちょっといつになるか、わからない。

あと数十メートルもすれば、小道に入れるので、そこを曲がろう。

でも、ついて来たらどうする?

あの行列が直進するという保証はどこにもない。

 

しょうがない、イチかバチか。

僕は、彼らが背後に迫りくる中、すんでのところで曲がって結果、難をのがれた。

あまり、後ろは振り向かなかったが、だんだんと後ろのざわめきが遠くなっていった。

タイミングというか、運というか。

あと1分、いや数十秒もモタモタゆっくり歩いていたら、見事にあの行列にぶつかってしまうところだった。

 

そんなこんなで無事に帰ってこれたけど、何だか今日は、ちょっと、そんなわけで、消化不良のウォーキングだった。

よかよか。

 

ではでは今日はこのへんで。

明日も良い一日でありますように。

ごきげんよう