今日は、こんなに晴れた。
外に出れば、少し寒いけど昼間陽射しが射しこむ部屋は暖かく、窓を開けてもしばらくは平気だった。
タイミングというのは、考え出すと毎度奇跡のような繰り返し。
こんなに天気も良かったので、気分よくウォーキングに出かけた。
今日は、珍しく調子がよかったような気がする。
僕は調子に乗って田舎の道をてくてくと歩いていた。
すると、いつものコースの半分ほど来たところで、何やら人の話し声がざわざわと聞こえ始めた。
振り返ると、多分みんな同じ色のジャージのようなものを着た集団がだんだんと近づいてくる。
おそらく、中学生ぐらいだろうか、今どき遠足か、紅葉狩りか、課外授業か、そんなところだろう。
見ると、どこまでもアリの行列のようにうじゃうじゃと最後尾が見えない。
僕は、一気にテンパってしまった。
これでは、立ち止まってやり過ごすのは、ちょっといつになるか、わからない。
あと数十メートルもすれば、小道に入れるので、そこを曲がろう。
でも、ついて来たらどうする?
あの行列が直進するという保証はどこにもない。
しょうがない、イチかバチか。
僕は、彼らが背後に迫りくる中、すんでのところで曲がって結果、難をのがれた。
あまり、後ろは振り向かなかったが、だんだんと後ろのざわめきが遠くなっていった。
タイミングというか、運というか。
あと1分、いや数十秒もモタモタゆっくり歩いていたら、見事にあの行列にぶつかってしまうところだった。
そんなこんなで無事に帰ってこれたけど、何だか今日は、ちょっと、そんなわけで、消化不良のウォーキングだった。
よかよか。
ではでは今日はこのへんで。
明日も良い一日でありますように。