精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

床屋に行くの巻

今日は、昨日ぐらいから、温かくなることだし、鬱陶しくなった髪を切りに行こうと考えていた。

予定としては、昼食後あたりから。

運動がてら出かける予定だった。

 

結果から言うと、無事に駅前の床屋に行き、帰ってくることはできた。

何かトラブルがあったわけでも何にもない。

ただ、ひと月前ぐらいから床屋の奥様が引退したらしく、手伝いでいらっしゃるが、カットが出来ない様子で、大将が一人でやっていらっしゃる。

 

平日の昼過ぎだったので、さすがに混んではいないだろうと思っていたが、それがすでに一人のオジサンが椅子に座って待っている状態。

大将は、もうすでに絶賛稼働中なのだ。

どうしようか、迷ったけれど、なかに入って待つことにした。

 

置いてある漫画を読むか、スマホをいじるか、テレビでも見てのほほんと待つか。

漫画やスポーツ新聞に目を通しても良かったが、何しろそんな習慣がもともとない。

仕方なく、スマホをいじりだすが、長続きはしなかった。

挙句、やることがないので、テレビがついていたので、なんとはなしに見たり、窓の外の青空を眺めていた。

 

テレビでは、前はワイドショーをやっていたのだが、今日は、火曜サスペンス的なドラマの再放送にチャンネルがなっていた。

憶測ではあるが、多分戦争のことしかやってないので、店にいて1日中そんな暗い、気が滅入るもの見たくないし、また待っているお客も見たくないだろうという、粋な計らいではなかったか。

 

帰りに対象が出口のドアをそっと開けてくれた。

今日、いつも持ち歩くリュックにヘルプマークを着けていった。

大将が忙しいのに、ドアを開けたのがヘルプマークを見たからかどうかは分からない。

でも、ちょっと疲れたけど、気分的にはスッキリしていい気分転換になったと思う。

 

ではでは、今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

ごきげんよう