僕はというと、今日に限って、作業に集中しよう。などと思ってしまい、普段BGM代わりにしているウェザーニュースをつけずにいた。
だが、あまりに物静かなのも、落ち着かないものだから、夕方ごろにつけると、画面は慌ただしく、地震の状況を伝えていた。
僕は、そこで地震があったことを知ったが、今すぐ何かするでもなし、テレビを消して、やっぱり作業を続けた。
夕飯のとき、テレビに地震の様子が伝えられていたが、家屋の倒壊などはいくつか見られたものの、目立った死傷者は、けが人はいたようだけど、いなかった。
その、けが人のことで気になったのは、ほとんどの方が70代~80代くらいの高齢者だとうこと。
大都会での地震ならいざ知らず、どんな地域か、良くは知らないけど、家が倒壊したのはそれほど、人口の集まったところではなく、比較的田舎のように見えた。
これが何を意味しているのか。
田舎集落の過疎化、住民の高齢化、老人の独居など…。
僕は、何を思えばいいのか、分からなかったが、これが10年、20年経った自分がまだ生きていたら、そんな未来のこと普段は考えないようにしているが、ふと、それも他人ごとではないような気がしてしまった。
ではでは今日生きている奇跡にありがとう。
明日も良き一日でありますように。