精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

自分に優しく。

とは言うものの、正直に言葉にすると、半分は、もしかすると、半分以上ダメ元だと思っていることをここに白状する。

なんだかんだ、進行性の病の症状に逆行するのは、正直キツイ。

毎日、一度はだいたい、程度の差こそあれ凹んでいる。

 

でも、残りの半分は、なんとかなるんじゃね?という、根拠のない希望というか、日々の筋トレとか、リハビリとかがそう思わせるのであろう、諦めきれないし、実際、1日10回足がすくむとしたら、7~8割はなんとか突進歩行への移行を未然に防げている。

 

ただ、性格上、このあたりが問題なのだが、残り1~2割の突進歩行になってしまったあとの、(先日の掃除のとき、転んで以降大きな転倒はないが)後味の悪さと努力が報われないという虚しさはひとしおなのである。

 

だが一方で、最近よく呟く、「うまくいかないのが普通」という言葉と「生きてるだけで丸儲け」「死ぬこと以外かすり傷」などで、自分の気持ちと折り合いをつけてなんとかバランスとってやっている感じである。

 

そうしないと、自分を追い詰めすぎて逆にストレスで押しつぶされてしまう。

何事も思い詰めすぎず、無理せず、適度に、キツくなったら、一休みして、自分を許し、自分に優しくするのも大事。

その上で、慌てない、焦らない、諦めない、ということになってくるのだと思う。

 

では、今日生きている奇跡にありがとうございます。

明日も良き一日でありますように。

あした天気になあれ