精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

たった一人の…。

上手くいかないのが普通。

以前この言葉を心でつぶやくとちょっと軽くなった気がしていた。

 

上手くいかないのが普通、でもできることはやる。

「上手くいかないのが普通」だけだと、ちょっとネガティブになってしまう感じがしたから、今日からは後ろの一節を付け加えた。

 

つまり、結果が伴ってなかろうが、出来る努力はやっておくべきだ、ということ。

そして、小さな小さな成功をちょっとずつでいいから積み重ねていくのだ。

 

今日は、リハビリだったから、Yさんと一緒に歩いた。

調子が悪くてすくみ足が出てしまった。

Yさんは転ばないように、とっさに身体を支えてくれた。

そんなこんなで30分ぐらい歩いた。

 

今日は、二人で歩いたけど、ほとんど無言だった。

僕は歩くことに集中したかったし、必死だった。

汗だくになって帰って、マッサージもほどほどにすくみ足の対処法を珍しくYさんがいろいろと教えていただいた。

 

でも、僕のなかには正直、響かなかった。

知っていることもあったし、何より、すくみ足が酷くなってこれまで、筋トレなど、昨日も、毎日約1時間近くを費やしている。

それをまた、イチから教えてもらっても、これまでの時間が無意味なものに思えてくる。

それでも、Yさんは、僕の身体のことを一番よく知ってくれているかけがえのない人だと思う。

 

では今日生きている奇跡にありがとうございます。

明日も良き一日でありますように。

あした天気になあれ