精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

新たな気づき。

昨夜、アニメ「鬼滅の刃」が最終回を迎えた。

僕は言うと、昨日の転倒のショックから立ち直れないまま、失意のなかそれを鑑賞した。

原作を知らないので、モノ申したいところも多々あるが、強いて言えば、もう少し甘露寺さんをフィーチャーしてほしかったことと、それと、禰豆子がしゃべったときは普通に泣いた。

ただ、昨夜はそれだけだった。

 

今日になって、昼過ぎ、どんなに落ち込んでいても、炎天下だろうが、少しでもカラダを動かさないと、もっと酷くなるという脅迫観念もあって、ウォーキングに出かけた。

30℃近い炎天下、次第に汗が噴き出してきて、呼吸が自然と口呼吸になってしまう。

 

待てよ、とここで、鬼滅の刃とすくみ足がつながった。

中二病の戯言だろうが何でもいい、とにかく、すくみ足が発生する直前だったり、突進歩行に突入するとき、体中は緊張して自然と無呼吸になっているのでは?

炭治郎が満身創痍でパニックを避けるためにやったのは、いつも気にしているのは、チカラの源「呼吸」をすることだった。

 

同様に、すくみ足もそうなる前にいかに冷静に体勢を立て直すことができるか、で突進歩行や転倒のリスクを回避できる割合が大きく変わる。

試しに歩きながらだが、呼吸を意識して歩いてみたら、なるほど、余分なチカラが抜けて、幾分足の運びも軽くなった気がした。

知ってはいたが、改めて「呼吸」の大切さに気付いた。

 

今月は、受診と、それからあわよくば、特定疾患受給者証の更新に役所まで向かなければならない。

昨日の転倒から考えると、先々憂鬱でしかなかったところに、光明らしきものが見えた気がしている。

まだ、訓練中ではあるが、「呼吸」ですくみ足と向き合ってみようと思う。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良き一日でありますように。

ごきげんよう