今日、朝寝から起きたら雨が降っていた。
昼過ぎまで降るらしく、外出はもうすでに諦めかけていた。
すると、昼過ぎにはピタリと雨はやんで、この後晴れという予報も出ていた。
天候から考えると、明日でも問題ないけど、一刻も早く終わらせたかった案件。
そう、特定疾患受給者証の更新に保健所に行かなければならない。
いつもの、運動に外出する時間…。
思い立ったら即行動しがちな僕、気分屋が発動した。
今日、調子がいいわけでもなんでもない。
ただ、面倒で、いつも気になる、ストレスの要因を少しでも1秒でも早く無くしたかった。
書類の準備はできていたので、すぐに家を出た。
雨上がりで湿気と暑さで最悪のコンディションだった。
またすくみ足が出て転んだらどうしよう、そんな弱気な自分を押し殺しながら自転車で駅に向かった。
駅に着くと間もなく、電車がやって来て飛び乗るといった感じだった。
実際は、走りたくても、まだ行く途中でどこか痛めるのも怖くて走れなかった。
電車に乗ると、運よく入り口のすぐそばが空いていて座ることが出来た。
シルバーシートだったけど、ま、僕は障がい者だし、そんなに混んでいるわけでもなかった。
二駅で目的地のある駅に降りた。
道すがら、すれ違う人が急に自分の前に来ないか、なるべく距離を取って歩いた。
そのため、いつもよりむしろ、上を向いて歩いていた。
だけど、なかなか、歩幅が大きく出せなかったけど、転びはしなかった。
目的地に到着、平日の昼間ということ、更新手続き窓口もさほど混んではいなかった。
ただ、窓口までの通路が、節電のためか薄暗く、冷房もコンビニほど冷えてはいない。
僕は、深呼吸を意識して小股になりながらも、なんとか窓口にたどり着いた。
すぐに、受付の人が来て、待つことなく手続きをすますことが出来た。
最後に、郵送での手続きはできないのか、とかねてからの疑問を訊いたら、できるという、ごく当たり前の、しかし、案内にはのっていないことを説明された。
あとは帰るだけ、ここまでノーミスならぬ、ノーすくみ足で来れている。
帰りの電車ももうすでに、停車していたので、ちょっと焦ったけど、乗ることが出来た。
ここまで、いつもは使わない階段の上り下り(なぜか、エスカレーターやエレベーターを使わない僕)が続いて、脚がふわふわし始めていた。
もうあとは、帰るだけ、なのに天邪鬼な僕が顔を出した。
どうしても、コンビニに行きたい。
駅前は、いつもすくむので、分が悪いと踏んで、自転車で帰る途中にある、ローソンに立ち寄ることにした。
車一台も止まっていない。
自動ドアだけど、ここでなぜか、すくむ足に焦る僕。
上手くいかないのが普通。
転びはしなかったけど、買い物を無事に済ませて、疲労困憊で帰ってきた。
道中、ずっとドキドキ緊張の連続で深呼吸というか、ため息ばかりがこぼれた。
これが、今日の一部始終…よかよか。
ではでは今日生きている奇跡にありがとう。
明日も良き一日でありますように。