精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

イメトレ その弐。

Twitterで騒いでいるが、今日勝てば(?)18年ぶりに阪神が優勝するんだとか。

それ自体にはあまり興味もないが、18年前といえば僕は、32歳、まだ薬だけで外でも働いていたころか。

おそらく、その頃の僕は、漠然とした不安はあったけど、自分がこんな生活をすることになるなんて夢にも思っていなかったと思う。

だから、割と生活のリズムなんてなくて、無理もしまくっていた僕にとって働き盛りだったということだろう。

 

話は変わるが、1週間後の遠出の日、天気が怪しい。

今のところの予報では、曇り時々雨。

とりあえず、傘をもつとなると、その上杖を持つのも初めてだし、第一両手がふさがってしまう。

いまのところは、傘と杖の両手持ちは避けたいが、人通りの多い地下街を利用すれば、駅からバス停まではなんとか、ショートカットできる部分はあるが、バス停から病院はどうしても屋外になってしまう。

本降りだとどうしても傘が必要だろうが、いっそのこと、傘を杖代わりに使おうか、いやいや、それも危険だし、まだ天気がそうなると決まったわけでもないし、今は天気の回復を祈るとしよう。

 

さらに、今ぼんやり考えているのが、電車、バス内での杖の使用について。

これはもうやめようかとも考えている。

つまり、杖をもっていてもすくむときは脚はすくむし、特に狭い場所とか、緊張する場所とか。

僕のイメージでは、仰々しく杖を持って乗ったりしたら、席を譲る、優しい人がいて、はい、どうぞ、と譲られても、僕はその場で緊張して足がすくむのが容易に想像できてしまうのだ。

はてさて、どうしたものか、まだ時間はある、考えすぎも良くないが、予め想定できるいろいろな場面のイメトレぐらいは、やっておいて損はないだろう。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ