精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

ドーパミン。

一般的に、僕の患っているパーキンソン病(症候群)は、ドーパミンという神経伝達物質が不足することで発症すると言われている。

また、一方で、こちらのほうが良く知られているかもしれないが、ヤル気、幸福感、集中力について、大きな役割があるともされている。

この、ドーパミン、あるサイトによると、1)ご褒美を与える、2)目標を達成する、3)有酸素運動、4)好きな音楽を聴くことなどで分泌されるという。

 

ちなみに、今日の僕のタスクリストは次の通り。

1)溜まった段ボールを束ねて所定の位置に移動する。

2)自分の部屋の、いつも足を踏み入れないところに掃除機をかける。

3)自転車に乗って川沿いを走り、コンビニに立ち寄り大好きなスィーツを買ってきて食す。

4)風呂に入る前に忘れないように髭を剃る。

これらを4)はないにしても、すくみ足を未然に防ぎながら、転ばないように行うこと、これが、僕の今日の目標。

 

結果、ほぼ全てをクリアしたことにはなるが、これでドーパミンがたくさん出ているのかは、ハッキリ言って分からない。

ほんのちょっと達成感はあるものの、相変わらず悩みのタネのすくみ足は出るし、歩くのだって、やはり屋内では安定しない。

 

一応、薬ではドーパミンを補充したり分泌を促したりするようだけど、それと副作用を抑えるDBSでなんとか、やっているのが個人的感想で、有酸素運動後に動きがいいか、と言われると、逆に悪いことが多いし、ご褒美にスィーツ食べても体重がちょっと増えたりするだけで、ホントにドーパミン出ているのか、怪しいもので、仮に出ていたとしても、そのドーパミンは、パーキンソン病やすくみ足とは、あまり深い関係にはないのではないか、とさえ思えてくる。

でも、ま、正直これで何とか、わずかばかりの達成感や成功体験がが生きる活力にはなっているとは感じている。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ