精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

今、DBSに思うこと。

ご覧いただきたい、この雲一つない青空を。

…と思ったら、右上にひこうき雲が。

ひこうき雲が見えと、運気が上がるとか、上がらないとか。

なんて、今日は、何気ないこれと言っていいこともなければ悪いこともさほどなかった。

これこそ、幸せだと言うべきだろう、今の世の中…。

 

っと、今日は、何もなかったと言えばそうなんだけど、このところ、すくみ足だとか、持病のことをよく書いていたので、ついでに僕の体内にあるDBSについても少し触れておこうと思う。

まず、僕の場合、今のDBS(5年前に入れ替えた)が入って5年目に入るが、最初の1年ぐらいは、試行錯誤の連続だったように思う。

なかなか、調整が上手くいかず、オフもジスキネジアもそこそこにあって、そりゃあ、手術直前よりは、マシになったぐらいだった。

 

手術直前は、酷いオフとジスキネジア、さらにすくみ足と、外での仕事ができなくなって、休みをとった。

結局、復帰が出来ず、退職してしまったわけだが、ここまで酷く病状を進行させた一つの要因は、やはり薬の量だろう。

最大限を処方してもらい、寝ているときも、途中で夜中に起きて服薬するほどだった。

おそらく、これは、身体のことより、仕事その他を優先してしまった結果だろうと思う、僕の場合。

 

そして、今現在、引きこもり生活ではあるが、DBSで電圧だけでなく、周波数というのも調整もでき、それによって、一気にオフとジスキネジアが消失していき、今はほとんど感じないほどまでになった。

残念ながら、DBSで軽減されるのは、オフとジスキネジアだと言われているので、運動機能障害のすくみ足には、これと言って効果は期待できない部分はあるが、僕は、あの、絶望さえしていた、いまのDBSの手術直前の状況を思うと、引きこもりニート生活を強いられようが、今が幸せだと言わざるを得ないのが正直な気持ちである。

ちなみに、多少の減薬にも今のDBSをいれることで、成功している。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ