精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

今日のウォーキング。

今日は、雲が多めだったけど、20℃超えの陽気で、外に出る分には、Tシャツでも大丈夫そうな陽気になった。

案の定、今日が日曜日ということもあり、いつも静かな公園も車が何台も停まっていて、テントを張ったりして、花見の家族ずれで大賑わいだった。

そんな喧騒な、いつもと違う公園の横を空気のように歩いて行った僕だが、こうも賑やかだと、自意識過剰な僕でもさすがに、自分を気にする人はいないという安心感から、すくみ足が幾分軽く済んだような気がする。

 

だけど、今日は日曜日、というか、こんな田舎道でも、いや、田舎道だからこその光景にも遭遇するものもある。

最後の下り坂に差し掛かろうというときに、自転車の補助なし練習をする親子が突如として、目の前に現れたのである。

もしかすると、すれ違うのではないか、そうなると、子供の自転車の動きというのは、まるで予想だに出来ないものがある。

 

自転車に乗る子供は、5~6歳ほどか、ヘルメットの着用も何もないようだ。

もう大分乗れてはいるが、母親が後ろから声をかけるというだけのスパルタっぷり。

しかも、タイミング悪く、公園の花見客が車に乗り込み帰りだし、車がけっこう練習中の子供のそばを通っていく。

もちろん、田舎道なので、そんなにスピード出したりするドライバーは皆無だが、道は下り坂、曲がり角で、「ブレーキかけながら!」とか、母親の激が飛んでいる。

 

そんな様が見えて、僕は危なっかしくてハラハラしてしまい、一瞬歩いていることを忘れてしまいそうになり、その瞬間足がすくんだ。

転ぶか、突進するか、というところだったが、あまり勢いもついていなかったので、そのまま前しゃがみに手を地面に着いてことなきを得た。

改めて、立ち上がって歩く姿勢を立て直したら、もう自転車の彼は母親とはるか遠くに見えた。

まったく人の気も知らないで、はた迷惑もいいところだ、なんて一人で腹立たしくもあり、思い返せば、自分も小さなころは、ここいらの道をフラフラとしながら、自転車に乗りまくっていたことを思い出して、しかも今も自転車に乗り、コンビニ行ったり、川沿い走ったりしているが、ヘルメットは未だ着用していないのだった…。

 

それでは今日はこのへんで。

今生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ