精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

まとめてみた。

f:id:sayzno95:20200715191529j:plain

今日の叶岳。

f:id:sayzno95:20200715191554j:plain

今日の来た道。

明後日、引きこもり生活を始めて、2回目の誕生日を迎える。

いい機会だし、今日は思うところあって、自分の頭の中を少し整理する意味でブログを書いてみる。

 

僕の持病はパーキンソン病

簡単に言うと、身体が動きにくくなる病気。

脳内のドーパミンが不足して生じる病気で、未だ原因は分からない。

進行性の病ではあるが、原則天寿を全うできると言われている。

薬物治療、外科手術など、治療法はいくつかあるが、僕の知る限り、根治したという人を知らない。

なので、例えば、薬物治療一つとっても、薬を一生飲むことになる。

 

僕も、はるか昔の話になるが、薬を飲んでいないときは、あった。

少なくとも、先天性ではなかった。

このときは、とにかく歩くのがツラかった。

歩くのに、人の何倍も体力を使っているような気がした。

ここで、1つ目のチェックポイント。

この頃は、若かった。

まだ体力はあり、仮にグラフで言うと、右肩上がり。

疲れて寝たら、多少歩けるようになるから。

多少の無理はできた、というか、気力と体力でなんとかなった。

 

もうちょっと頑張ろう。

楽しいからいいか。

そのうち、寝たぐらいではどうにもならなくなる。

 

ここで、薬の服薬を始める。

これによって、あたかも病気が治ったような気になる。

そうすると、もうちょっと頑張ろう。

これがまた始まるのだ。

仕事も遊びも、もっともっと。

これも右肩上がり。

 

そして、2つ目にチェックポイント。

それは、薬には耐性があり、ずっと同じ量では、個人差はあるにしても、体力や気力の消費と同じく、頑張れば頑張るほど、量も種類も増える。

この辺りで、現実と理想のギャップを感じる。

言い換えると、体力と気力は下降線になる。

 

体力は衰えるばかり。

無理して、走ろうとしても、思うように身体は動かない。

挙句の果てには、怪我したりして。

それに、理想は、どんどん離れていくから、やがて気力も萎えてしまう。

 

今の状況は、そう考えるとなるべくしてなったのかもしれない。

だからといって、薬物療法始める前に、ここまでのことがわかっていれば、引きこもりにならなかった?

それはわからない。

 

パーキンソン病は、人それぞれ様々な症状や類似した病気もあり、一概に言えないことが多々ある。

ただ、体力と気力の下降線は、やりようによっては、平行線であったり、少しだけ上を向かせることができるのかもしれない。

 

あくまでも、自分の個人的体感をまとめたものなので、あしからず。

 

ではでは、今日はこのへんで。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

明日も良い一日でありますように。

ごきげんよう