精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

安西先生の言葉

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興奮冷めやらぬとはまさに今のような精神状態のことだろう。

奇跡が起きてしまった。

彼女たちは、自分たちのチカラで、いや、チーム一丸となって代表の権利を勝ち取った。

そう、まだ今日勝ったからと言って、オリンピックに出られるわけじゃない。

12月にある、最終予選を勝ち取ったに過ぎないが…。

 

試合が決まったとき、ある選手は泣き崩れて喜んでいた。

僕もそれを見て、久しぶりに号泣した。

 

そもそも、2連敗しての3連勝を成し遂げたのだ。

そのメンタルとプレッシャーは計り知れないものがある。

 

もう勝てないのではないかとか、もうダメなんじゃないかとか、どうしても自分で自分を追い込んでしまうのが普通だろう。

ただ、推しのチームには、これまでの経験とそれを支えるチームや仲間がいた。

 

実力という点では、実に拮抗していて差というのもほとんどなかったと思う。

どれだけ、その場でリラックスしてポジティブでいられるか、そこが勝敗の分かれ目ではなかったかと思う。

 

とにもかくにも、彼女たちは、2連敗して自分たちの「らしさ」を取り戻して、初心に帰ったからからこその、この偉業だと思った。

だから、やはり安西先生は偉大なのだ。

「諦めたらそこでゲームセットだよ」

改めてこのことを思い知った日曜日だった。

 

ロコソラーレ、おめでとうっ!!!

 

ではでは今日はこの辺で。

明日も良い一日でありますように。

ごきげんよう