興奮冷めやらぬとはまさに今のような精神状態のことだろう。
奇跡が起きてしまった。
彼女たちは、自分たちのチカラで、いや、チーム一丸となって代表の権利を勝ち取った。
そう、まだ今日勝ったからと言って、オリンピックに出られるわけじゃない。
12月にある、最終予選を勝ち取ったに過ぎないが…。
試合が決まったとき、ある選手は泣き崩れて喜んでいた。
僕もそれを見て、久しぶりに号泣した。
そもそも、2連敗しての3連勝を成し遂げたのだ。
そのメンタルとプレッシャーは計り知れないものがある。
もう勝てないのではないかとか、もうダメなんじゃないかとか、どうしても自分で自分を追い込んでしまうのが普通だろう。
ただ、推しのチームには、これまでの経験とそれを支えるチームや仲間がいた。
実力という点では、実に拮抗していて差というのもほとんどなかったと思う。
どれだけ、その場でリラックスしてポジティブでいられるか、そこが勝敗の分かれ目ではなかったかと思う。
とにもかくにも、彼女たちは、2連敗して自分たちの「らしさ」を取り戻して、初心に帰ったからからこその、この偉業だと思った。
だから、やはり安西先生は偉大なのだ。
「諦めたらそこでゲームセットだよ」
改めてこのことを思い知った日曜日だった。
ロコソラーレ、おめでとうっ!!!
ではでは今日はこの辺で。
明日も良い一日でありますように。