精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

ありがとうございますのひとこと

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そういえば思い出したことがある。

先月末、2か月ぶりに病院に行ったとき、僕は、いつものように駅前の駐輪場に自転車をとめておいた。

 

診察が終わり、あとは自転車で帰るだけ、おそらく気が緩んでいたのかもしれない。

駐輪場の入り口で僕は、思わず屋内になるのと、駐輪場にいるシルバー雇用の守衛さんが目に入り、脚がすくんで突進歩行をしてしまった。

それは、そのときは、守衛さんは何も言わなかったけど、僕が自転車を駐輪台からおろしていると「大丈夫?」と言われた。

 

僕は、間髪入れずに「大丈夫です」と応えた。

その守衛さんは、僕よりはるか年上のいわゆる、父親ぐらいは年齢差があるだろうか。

年齢からいうと、僕のほうが、いくら障がいがあると言っても、若いし多分長く生きるだろう。

 

僕は、別段この守衛さんを責める気はない。

また、来週この人が同じこと言ってくるかもしれないけど。

ただ、この声掛けが何だか、とても迷惑で僕を傷つける。

こう言われてしまうと、僕は障がい者なんだと卑屈になって、やっと一人で行けたという自信までも失ってしまう。

 

年より扱いするな!なんて人がよく言ってるけど、僕の場合、障がい者扱いするな!ということになる。

障がい者手帳持ってるし、引きこもりの僕だけど、そろそろ「大丈夫?」と聞かれたら、「ありがとうございます。大丈夫です」ぐらいは言えるようになったほうがいいかもしれない。

 

ではでは今日はこのへんで。

明日も良い一日でありますように。

ごきげんよう