精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

冬季オリンピック観戦日記「まとめ」

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ロコソラーレはすごかった。

よく戦ったと思う。

2大会連続のメダル獲得。

その健闘を大いに讃えたい。

 

しかし、当の本人たちは、素直には喜べない。

なぜなら、負けてうれしいはずがないのだから。

当然、今や世界レベルの負けず嫌いのチームなのだ。

 

思えば、奇跡のようなものは、何度も起きていた。

日本代表決定戦の2連敗からの3連勝。

そして、今回の準決勝進出。

準決勝でもスイスに劇的勝利。

こまごましたものを入れたら、数えきれない。

 

では、なぜ今日それが起きなかったのか。

相手は強豪国とは言え、予選では勝ち星は同じ。

少なくとも、実力は拮抗していたはず。

なのに、大差をつけられての悔しいコンシード。

最終エンドにも持ち込めなかった。

 

昨日も書いたが、スイスに勝った時の、あの日の彼女たちなら、間違いなく今日対戦したイギリスにも勝てたはず。

なにが、あのときと違ったのか。

それを恐らく、また長い時間をかけて、彼女たちは探求していくのだろう。

 

もしも、その答えが見つかったのなら、また4年後にまたオリンピックで彼女たちの試合を見ることができるのかもしれない。

これは、僕の今の状況にも少し似ていないかと思っている。

僕がなぜ病気になったのか、こんなカラダになったのか。

そんなものは、医者だって、誰にもわからない。

また、それが分かっても今の状況は変わらない。

 

しかし、可能性を信じて、奇跡みたいな、何か、それが希望とか夢というのかもしれないが、なにかを信じて生きるしかないのだ。

だって、人間だもの。

 

ではでは今日はこのへんで。

明日も良い一日でありますように。

ごきげんよう