精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

おめでとうございます!

いつの頃からか、YouTubeで筋トレとかの動画を時々見るようになったら、おすすめで上がってきた、一人のYouTuberの女性がいる。

彼女は、現在薬学生で国家試験も控えている、23歳。

大学の専攻は、親から進められて何となく進学した。

そんな彼女が、実家暮らしで薬学生生活を送りながら、筋トレを始めた。

 

筋トレは、ご存じのようにモチベーションの置き方には誰もが苦労して挫折を味わう。

そこで、彼女は、ボディビルの大会に出場することをYouTubeで公言して厳しい減量しながらも、なぜか時々とても楽しいVログの動画を週に2回ほどの頻度で投稿していった。

去年は、彼女は出るはずだった大会を辞退した。

コロナ禍であり、薬学生として医療従事者を志すものとして、やむを得ない決断だった。

 

その後も彼女は、動画投稿をつづけ、もちろん、日々の薬学を学びつつ、トレーニングにも精を出し、次なる目標を約4か月前に発表。

その目標となる、大会が今日東京で行われた。

彼女は、Twitterで見る限り、結果は惜しくもというか、健闘を見せ、2位という、輝かしい成績を収めた。

結果報告の動画投稿が待ち遠しいが、彼女には、もちろんYouTubeのチャンネル登録者、インスタなどのフォロワーなど10万人以上の応援してくれる人々がいた。

 

これは、もちろん、彼女自身の努力の賜物としか言えないが、一方で、彼女がただひたすらに一人でYouTubeなどの活動を伴わず、漠然と筋トレをしていたら、想像するに残念な結果に終わっていたかも知れない。

それにこれだけの応援をされたことは、僕はもちろんないが、何よりこれらの応援は心強かっただろうと思う。

 

1人では誰も生きてはいけない。

このことは、誰もが頭ではわかっていても、なかなかそれが当たり前すぎて、毎日周りの家族や友人などに感謝することを忘れがちである。

僕は、そんな薬学生の彼女の頑張りを見るにつけ、今からもう涙腺がゆるゆるなんだけど、こういうときだけ都合よく元気をもらって、また家族や、昨日配信があったカーラーのみなさんになかなか感謝の気持ちはあっても、カタチにできないけれど、諦めず、焦らず、慌てず、感謝を胸に明日も生きていくだろうと思っている。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

ごきげんよう