精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

4月受診日。

午前中で雨は止んだのだけど、今日は、駅まで家族におくってもらった。

自転車で行っても良かったけど、昨日、1日中雨で引きこもっていたので、面倒になって、ほんの少しの勇気が出なかった。

 

とは言え、駅からは、1人で電車に乗って、行きはたまたまか、ラッキーだったのが、乗り込んですぐに空席があったこと。

これは、すくみ足がある僕にとっては大変助かった。

帰りもどうかは分からないけど…。

 

病院に着くと、待ち時間がしばらくあったが、その時に検温と一緒に紙きれを手渡された。

なんでも、諸事情により、ここの病院をたたむことになるらしい。

なんとなく、そんなことは噂ではあったのだけど、いざ現実になってくると、僕にとっては、薬は生命線であるとともに、これまで10年以上も僕を診てもらってきた、ある意味唯一の存在がなくなることで、不安になった。

 

まだ、確定ではないらしいが、まず、診療を引き継ぎできる病院をどこにすればいいのか、見当もつかない。

幸い、せんせいが家の近辺に脳神経内科のある病院(母親も別の科でかかっている)を紹介できるとのことで、一件落着したが、僕は、ちょっと心穏やかではなかった。

 

それから、五十肩の夜間痛にカロナールも処方していただいた。

せんせいには、ずっと診てもらいたかったけど、それが難しくなったこと、よくよく考えれば想定できたのに、それから目を背けていた自分に愕然としている。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良き一日でありますように。

ごきげんよう