精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

これって幸せなことかしら?


…と思ったりもする。

最初は、Twitterとかで情報収集のために片っ端からフォローしたのだが、進行性の病だから、毎日目にするツィートは、日ごとにお辛くなったりする症状の嘆きが多い。

それについて、何かの役に立てれば、と今思えば偽善者気取りだったと思うしかないが、自分の身に起こった経験則で、アドバイスしてみたりして…。

でも、やっぱりこの病は、症状の個人差があるし、結局対症療法として、薬に頼ることになるけど、これが徐々に増えていくことは、社会生活をしていくうえで、また進行性の病である以上、避けることはできないように思う。

あえて言うなら、この病に必要とされる、運動については、僕は重要だと思う。

 

この生活を始める前、仕事を長期間休養して、手術をした時までは、目標は「社会復帰」であった。

今は、さすがに現状とのギャップにストレスを感じたので、目標は「現状維持」に変わった。

諦め?妥協?そうかもしれない。

ただ、それでも、少なくとも、昨日、今日、ここ数日間は、症状も緩やかで、日々の身の回りのことは自分でできている。

 

もちろん、これもいつまで続くかは、分からないし、いつか終わりが来るかもしれない、どんな形で訪れるかも予測が難しく、万が一、可能性があるとすれば、このまま、何か他の要因で「現状維持」から脱却できることもあるのかもしれない。

そんなことがあるとしたら、それに必要なのは、運動であると思う。

何をすれば、どんだけすれば、というのは分からないし、やり過ぎもダメ。

だけど、なんだか、今日、歩きながら、いつもより調子がいいのは、ここ数日、雨で外に出られなくとも、地味に筋トレや体操みたいなものやストレッチなどのをやっている結果だと思いたい。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良き一日でありますように。

ごきげんよう