精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

食事中に…。

今日、夕飯時にたまたまついていたテレビで、「100カメ」(?)とかいう番組が流れていたんだけど、つい食事をとりながら、釘付けになった。

ナビゲーターのように、一応オードリーのお二人がいるんだけど、ま、ドキュメンタリー要素が強く、今回は、100のカメラが密着したのは、「余命と向き合う人」たち。

病気はそれぞれだろうけど、とても食事中に見られるテーマではないんだけど、一番印象に残っていたのは、多分、一人で見ていたら間違いなく号泣だった。

 

病気が発覚したのは、結婚して1か月後のことだった。

今日は、余命を告げられて3年目の結婚記念日。

闘病中の奥様を励ましながら、何とか思い出のレストランに来たけど奥様は体調が悪くて何も食べられない。

サプライズに出されたケーキだけを食べた。

旦那様と今の気持ちを二人で語り合うが、旦那様のほうがこらえきれず涙を流してしまう。

レストランを出たところで記念撮影をした。

奥:また来年も来れるかな? 旦:来れるさ。

そんなやり取りも空しく、その2週間後、その奥様は息を引き取ったのだそう。

 

そのほかにも、文字通り「闘病中」の人たちの生活の様子が映し出された。

僕はいたたまれず、その番組を最後まで見ることはできなかった。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良き一日でありますように。

ごきげんよう