まだ、僕が外で働いていたときのこと…。
多分、DBSは受けていたけど、薬に頼る比重が重く、オン・オフがあり、朝起きてすぐには出かけられず、というか、動けないので、柑橘系の果汁100%のジュース(グレープフルーツジュース)で薬を飲んでしばらくしてから出かけていた。
あるとき、受診のさいに、ジェネリックに変えてみないか、と言われ、成分は同じだからという殺し文句に反論もできず、変えてみることにした。
思い出すのは、もう一つ薬の飲み方で試していたのが、予め錠剤を水に溶かして飲むという方法。
ジュースにしても、水にしても、そう何か劇的に効果があった記憶はなく、ただ、効きが早くなるとか、効きが良くなるなどと聞いた話に飛びついただけで、その証拠に今流行っていない。
さて、勧められるままに飲み始めたジェネリックだが、どうも効きが鈍くなったような気がしたので、もしやと思い、水に溶かしてみた。
すると、明らかにジェネリックのほうが溶け出すのが遅かった。
すぐに薬局に電話して薬を戻してもらった。
良かろう安かろう、ではない。
成分が同じでも、あれは僕にとって、全く違う薬と感じた。
それから、数年、いや、十年以上経っただろうか、昨日も同様に、何の断りもなく、ジェネリックで出してきて、卒倒しそうになった。
だいぶ待ち時間が経っていたが、これだけは譲れなかったので出し直してもらった。
今は、オン・オフが、DBSのおかげか、あまり感じないし、ジスキネジアも多少はあっても苦にはならないレベル。
ここ数年もそうだが、僕の薬に大きな変更や増減はないし、上手くDBSを活用できているほうではないかと思っている。
結局、一番最初に口にした薬を今も飲んでいるが、これまでにも様々な薬を飲んでみたりもしたし、飲んだこともない新薬もできていることだろうが、今は薬どうこうより、運動、筋トレ、身体の動かし方やその他、「呼吸」など、あとは、DBSで微調整できればと考えている。
ではでは今日生きている奇跡にありがとう。
明日も良き一日でありますように。