精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

私見。

僕の最近の悩み、すくみ足だけど、また、ぼんやりと考えているとわかったことがある。

すくみ足は、急なストレスや緊張から生じることがほとんどで、よって、周りの環境によるところが大きい。

例えば、先日行った病院では、あんなに人がごった返していても、冷静でいられたし、すくみ足はほとんど出なかったように思う。

 

これに対して、今日も行ってきたコンビニは、病院と比較すると人はけた違いに少ないのに、すくみ足が出たりする。

この差は何か、と考えた時、思い当たるのは、そこが健常者が優勢(言い方悪いが、多数ということ)か、障がい者が優勢か、もしくは周りが配慮してくれる場所か、ということなのだ。

 

病院や家では特に、自分のカラダのことある程度は、理解している人がほとんどで、もしくは同じ障がいを持つ人も多いため、別に僕が立ち止まっていても、声をかけてくれたりとさっと避けてくれたり、ストレスや緊張感を感じることはあまりない。

 

その点では、コンビニや電車、街中では病院のようにはいかない。

恥ずかしながら、自分もDBSを受けても、ある程度、外で働けていたときは、時々、障がい者の方々を見るにつけ、思いやりと配慮のある行動をとっていたか、というと疑わしい。

いくらヘルプマークをぶら下げていたって、動きがおかしくても僕の動きがおかしいところを見て、昔の僕のように思う人もいるかもしれない。

 

被害妄想、卑屈になりすぎているのかもしれないが、一度、この気持ちをもってしまうと、なかなか、その、ある種のトラウマとなって、克服するというか、向き合い、コントロールするには、難しいものがある。

ただ、凹みはしても、諦めるにはまだ早いと思っている。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良き一日でありますように。

ごきげんよう