精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

梅雨末期の土曜日。

今年の梅雨も恐らく終盤にさしかかって、今日現在も大雨警報が発令中。

雨は断続的に明日、明後日まで続くらしい。

そして、多分これを乗り切れば、梅雨明けとなってくるかもしれない。

猛暑も御免だが、梅雨は外に出られないので、これまた早く明けてほしいものだ。

 

というわけで、今日は、個人的には、作業は休みで気分が乗ったらやろう程度に考えていたが、やはりやる気など出るはずもなく、雨は今にも降り出しそうだったので、今日はさすがに断念した。

 

そこで何をしていたかというと、PCの前に座ってアニメ鑑賞三昧。

七夕も過ぎて、ゾクゾクと今期の夏アニメがスタートしている。

この際だから(どの際?)と片っ端から見ているのだが、さすがに見始めて絵が気に入らない、ストーリーがとっつきにくいものは、1話途中で観るのを放棄する。

 

こうして、面白いアニメ、見たいアニメに絞っていく方法を最近は自然となってきた。

そんなアニメでも、よく出てくるのが引きこもりニート、略して(?)「引きニート」というらしく、僕の場合はこれに当てはめると「引きニート療養生活」ということにでもなるのだろうか(笑)

 

その、引きニート療養生活も5年目に入り、外出と言えば、毎日1時間程度、運動やコンビニに出かけるだけ。

あとは、月1回と半年1回の受診のみ。

雨の日は家から出ることは皆無。

そんな生活だからか、自分の関心が狭くなっていくのがどうしようもないんだけど、今のところ、寂しくも空しくも感じてしまうこともある。

 

出かけることがないから、外食しないからか、食にあまり執着しなくなった。

動画やテレビやアニメなどで美味しいもの見ても、ああ、食べたい、お腹空いたとならない。

これは間食や食べ過ぎにもある意味いいのかもしれないが、何かひとつ、楽しみというものを失くしてしまったような気さえする。

 

映画や音楽にもあまり興味が無くなってしまった。

以前、外で働いていたときは、行き帰りの通勤時もれなく音楽を聴いていたし、それによってテンション上げたり、ライブに行ってモチベーションを保ったり、映画を見て刺激を受けたりもした。

 

ちなみに、音楽については、リズムに合わせて足を動かすことで、すくみ足になりにくいということも言われるが、歩きながらだと僕にとっては音楽が歩く邪魔になって、むしろうるさく感じてしまうようだ。

 

欲を言えばキリがないし、病のせいにする気もないが、時々そんな生活に虚無感を覚えて呆然とすることもある。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良き一日でありますように。

あした天気になあれ