精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

真夏の現状維持。

僕には、DBSのおかげか、根本的に底上げされたおかげかもしれないが、オンをほとんど感じない。

よって、オフも感じないのだが、朝起きた時など、薬が完全に切れている状態では、これをオフと言って良いのか、動けるけど、歩けるけど、やたらと動作が遅かったり、震えはあまりないけど、足が重くなったりする。

 

そして、ここへきて、異常気象とも言えるこの暑さである。

なんとなく、ここ数日感じていること。

それは、滝のような汗を流して運動した後は、動きが鈍く、足が重く、前に出なくなったりする。

 

今日も、猛暑とは行かないまでも、一時予報では猛暑予報も出ていた。

同じ県内でも、猛暑日を記録した地点がいくつもある。

熱中症アラートが発令され、熱中症を厳重に警戒しなければならない。

 

そんななか、恐る恐る、外へ出ると、それまで冷房の効いた部屋にいたせいか、最初は暑さが心地よくさえ感じ、すぐに耐えがたい暑さを感じ始め、汗もダラダラ流れ出すのだが、もちろん、水分補給はこまめに行っているが、何となく歩いているうちに耐えがたいのが、ガマンはできる、に変化していく。

 

歩くコースはいつもの半分くらいにはしていて、また、これ以上に暑く感じれば、途中で引き返すなどの方法も考えてはいた。

でも、なんだかんだ、ぼちぼち、慌てず、休み休み、歩いて行くとすぐに折り返し、地点まで来てしまい、あとは来た距離を帰らなければならなくなる。

 

帰って汗だくの状態で、しばらく冷房の部屋で汗が引くまで休んだら、ある程度の回復は見られるように思う。

しかし、汗や高温により、血流や代謝も異常をきたしているのではないだろう。

これが、いわゆる、熱中症だということかもしれないが、パーキンソンは、もともとジスキネジアなどの不随意運動や歩行障害などただ歩くだけでも心身の疲労は、やはり健常者と比べると大きいのではないか、と思う。

 

そのための筋トレでもあるし、毎日の運動ではあるが、暑さによる、ある意味行動制限があり、そんななかで暑熱順化しつつ、現状維持というのは、もはや無理しないでは済まない話になってくる。

ちょっと無理して頑張ってみて、ダメそうならその無理さ加減をギリギリ大丈夫まで落としてみるとか、ムズカシイ…。

 

では今日生きている奇跡にありがとうございます。

明日も良き一日でありますように。

あした天気になあれ