精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

良き日曜日。

3日ぶりの外出だった。

天候のためとはいえ、今日は、天気が良かったのだけど、それでもコンビニへ行くのは、ちょっと億劫というか、勇気がいることだった。

 

ちなみに、昨晩は、筋トレは軽めのメニューをし、睡眠時間は、ちょっと少ない感じもするが、眠気は特にはなかった。

なので、やる気と迷いが混濁しながらも、半分、弱気な自分を無視するように外に出た。

 

外は、ちょっとだけ肌寒いが、陽射しがあったので、寒さはそれほどではなかった。

昨日の暴風は、少しは収まってはいたが、時折向かい風が吹いて、キツイ思いはした。

 

僕は、今朝は今朝で寒かったし、昨日の寒さから予想して、風を通さない上着(パーカーで首元をカバー)を着て、ニット帽に手袋とけっこうな防寒対策をして出かけた。

行きはちょうどよかったが、帰りはちょっとやりすぎたくらいに汗ばんだ。

 

さて、今日外出するのが一番億劫に感じられたのは、コンビニでまた足がすくむんじゃないか、という恐怖心からである。

しかしながら、恐る恐るも、細心の注意を払いながら、心では「右左」の声掛けを懸命に行い、ついに、今日は、3日ぶりの外出にもかかわらず、すくむことなく買い物を終えることが出来た。

 

もうこれだけで、気分がいい。

これまでの筋トレが報われた思いがするし、声掛けも無駄ではなかった。

自宅でのイメージトレーニングみたいなことも時々ではあるが、やってみている。

たまたま、今日に限って調子がいいだけだったかもしれない。

上手くいかないのが普通と、いつもは自分を慰めているけど、成功体験に勝るストレス解消になるものはないと思う。

この成功は、出かけなければ味わうことはできなかった。

日々の、少しの勇気が明日への活力になることを痛感した、良き日曜日だった。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ